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応用情報技術者 2012年 春期 午前256


問題文

レプリケーションが有効な対策となるものはどれか。

選択肢

悪意によるデータの改ざんを防ぐ。
コンピュータウイルスによるデータの破壊を防ぐ。
災害発生時にシステムが長時間停止するのを防ぐ。(正解)
操作ミスによるデータの削除を防ぐ。

レプリケーションが有効な対策となるものはどれか【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:レプリケーションはシステムの可用性を高め、災害時の長時間停止を防ぐ対策として有効です。
  • 根拠:データやシステムを複数の場所に複製し、障害発生時に別の拠点でサービスを継続可能にする仕組みだからです。
  • 差がつくポイント:レプリケーションは改ざんやウイルス対策ではなく、主に障害耐性や災害復旧に用いられる点を理解しましょう。

正解の理由

ウ: 災害発生時にシステムが長時間停止するのを防ぐ。
レプリケーションはデータやシステムの複製を複数の場所に保持することで、災害や障害が発生しても別の拠点でサービスを継続できるため、長時間の停止を防止します。これによりシステムの可用性が向上し、業務継続性が確保されます。

よくある誤解

レプリケーションはデータの改ざん防止やウイルス感染防止のための技術ではありません。操作ミスによる削除も直接防げず、バックアップやアクセス制御が必要です。

解法ステップ

  1. レプリケーションの意味を確認する(データやシステムの複製)。
  2. 選択肢の内容を「防ぐ対象」で分類する。
  3. レプリケーションが対応可能な対象は「災害や障害による停止」であると判断する。
  4. 正解は「システムの長時間停止を防ぐ」選択肢であることを確認する。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 悪意によるデータの改ざんは暗号化やアクセス制御、監査ログで対策するため誤り。
  • イ: コンピュータウイルス対策はウイルス対策ソフトやサンドボックスが有効であり、レプリケーションは直接防げない。
  • ウ: 正解。災害時のシステム停止を防ぐためにレプリケーションが活用される。
  • エ: 操作ミスによる削除はバックアップや権限管理で防ぐため、レプリケーションは不十分。

補足コラム

レプリケーションは主に「同期レプリケーション」と「非同期レプリケーション」に分類されます。同期はリアルタイムで複製し整合性が高い一方、非同期は遅延があるが遠隔地間での複製に適しています。災害対策の一環として、地理的に離れた拠点間でのレプリケーションが推奨されます。

FAQ

Q: レプリケーションとバックアップの違いは何ですか?
A: レプリケーションはリアルタイムにデータを複製し可用性を高める技術で、バックアップは過去の状態を保存し復元を目的とします。
Q: レプリケーションはウイルス感染を防げますか?
A: いいえ。レプリケーションは感染したデータも複製するため、ウイルス対策ソフトなど別の対策が必要です。

関連キーワード: レプリケーション、災害対策、システム可用性、データ複製、障害復旧
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