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応用情報技術者 2012年 春期 午前257


問題文

新システムの開発を計画している。提案された 4 案の中で、TCOが最小のものはどれか。ここで、このシステムは開発後、3年間使用されるものとする。
応用情報技術者 2012年 春期 午前2 問57の問題画像

選択肢

A案
B案
C案(正解)
D案

新システムの開発におけるTCO最小案の選択【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:3年間の総コスト(TCO)が最も低いのは「C案」です。
  • 根拠:初期費用と年間費用を合計し、3年間のトータルコストを計算するとC案が最安となります。
  • 差がつくポイント:初期投資だけでなく、年間の通信費・保守費・運用費を含めた総合的なコスト評価が重要です。

正解の理由

C案はハードウェア導入費用が40百万円とやや高いものの、システム開発費用が30百万円と低く抑えられています。さらに年間のネットワーク通信費用が15百万円と他案より安く、保守費用・運用費用も5百万円・6百万円とバランスが良いです。これらを3年間合計すると、初期費用+3年分の運用費用の合計が最も低くなり、TCOが最小となります。

よくある誤解

初期費用だけで判断しがちですが、年間の運用・保守費用を無視すると誤った選択をしてしまいます。TCOは全期間の総コストで評価することが重要です。

解法ステップ

  1. 各案の初期費用(ハードウェア導入費用+システム開発費用+導入教育費用)を計算する。
  2. 年間費用(ネットワーク通信費用+保守費用+システム運用費用)を合計する。
  3. 年間費用に3年を掛けて、初期費用に加算し、3年間のTCOを算出する。
  4. 4案のTCOを比較し、最も低い案を選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア案:初期費用は安いが年間通信費用が高く、3年分の運用費用がかさむためTCOは高め。
  • イ案:システム開発費用が高く、初期費用が大きい。年間費用は低いが総合的に割高。
  • ウ案:初期費用と年間費用のバランスが良く、3年間のTCOが最も低い。
  • エ案:初期費用はやや高めで、年間費用は低いがウ案より総コストが高い。

補足コラム

TCO(Total Cost of Ownership)は単なる購入価格だけでなく、導入から運用、保守までの全期間にかかる総費用を評価する指標です。ITシステムの選定では、初期投資とランニングコストの両方を考慮することが成功の鍵となります。

FAQ

Q: TCO計算で初期費用に含めるべき項目は?
A: ハードウェア導入費用、システム開発費用、導入教育費用など、導入時に発生するすべての費用を含めます。
Q: 年間費用に含めるべき項目は?
A: ネットワーク通信費用、保守費用、システム運用費用など、システム稼働中に継続して発生する費用を含めます。

関連キーワード: TCO, 総所有コスト、システム開発費用、運用費用、保守費用、ネットワーク通信費用
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