応用情報技術者 2013年 秋期 午前2 問23
問題文
RTC(Real-Time Clock)の説明として、適切なものはどれか。
選択肢
ア:カウンタ値とコンスタントレジスタの値が一致すると割込みを発生させる。
イ:設定した時間内にタイマがリスタートせずタイムアウトになると、システムをリセットする。
ウ:入力信号又は基準周波数と、出力信号との周波数を一致させる。
エ:日付及び時刻を示すカレンダ情報をもっており、システムの時刻の管理に使われる。(正解)
RTC(Real-Time Clock)の説明 +【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:RTCは日付や時刻を管理し、システムの正確な時刻情報を提供する専用ハードウェアです。
- 根拠:RTCは独立したクロック回路を持ち、電源が切れてもバッテリで動作し続けるため、常に正確な時刻を保持します。
- 差がつくポイント:タイマや割込み機能と混同せず、RTCが「カレンダ情報を管理する装置」であることを理解することが重要です。
正解の理由
選択肢エは「日付及び時刻を示すカレンダ情報をもっており、システムの時刻の管理に使われる」とあり、RTCの本質的な役割を正確に表しています。RTCはシステムのリアルタイムクロックとして、電源断後も時刻を保持し続けるため、OSやアプリケーションの時刻管理に不可欠です。
よくある誤解
RTCは単なるタイマや割込み発生装置ではなく、時間の経過をカウントするだけでなく、年月日や時刻の情報を保持する点が誤解されやすいです。
解法ステップ
- 問題文の「RTC」の役割を正確に理解する。
- 選択肢の内容を「割込み」「タイムアウト」「周波数制御」「時刻管理」の観点で分類する。
- RTCの定義に合致する選択肢を選ぶ。
- 他の選択肢がRTCの機能と異なることを確認し除外する。
選択肢別の誤答解説
- ア: カウンタ値とコンスタントレジスタの一致で割込み発生はタイマの機能であり、RTCの説明としては不適切です。
- イ: タイマのタイムアウトによるシステムリセットはウォッチドッグタイマの機能であり、RTCとは異なります。
- ウ: 入力信号と出力信号の周波数を一致させるのはPLLや周波数シンセサイザの役割で、RTCの説明ではありません。
- エ: 正解。RTCの本質的な機能である時刻・日付の管理を正しく表しています。
補足コラム
RTCは多くの組み込みシステムやPCで利用され、バッテリーバックアップにより電源断時も時刻を保持します。OS起動時にRTCから時刻を読み込み、システムクロックを設定する役割も担います。RTCの精度は水晶振動子の品質に依存し、誤差補正機能を持つものもあります。
FAQ
Q: RTCとタイマの違いは何ですか?
A: RTCは年月日や時刻を管理し続ける装置で、タイマは一定時間の計測や割込み発生を目的とします。
A: RTCは年月日や時刻を管理し続ける装置で、タイマは一定時間の計測や割込み発生を目的とします。
Q: RTCは電源が切れても動作しますか?
A: はい。RTCは専用のバッテリーやコンデンサで電源断時も時刻を保持します。
A: はい。RTCは専用のバッテリーやコンデンサで電源断時も時刻を保持します。
関連キーワード: RTC, リアルタイムクロック、タイマ、割込み、時刻管理、組み込みシステム

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