応用情報技術者 2013年 秋期 午前2 問35
問題文
IPネットワークのプロトコルのうち、OSI 基本参照モデルのトランスポート層に位置するものはどれか。
選択肢
ア:HTTP
イ:ICMP
ウ:SMTP
エ:UDP(正解)
IPネットワークのプロトコルのうち、OSI基本参照モデルのトランスポート層に位置するものはどれか【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:UDPはOSI基本参照モデルのトランスポート層に位置するプロトコルです。
- 根拠:トランスポート層は通信の信頼性やデータの分割・再構築を担当し、UDPはコネクションレス型のトランスポート層プロトコルです。
- 差がつくポイント:HTTPやSMTPはアプリケーション層、ICMPはネットワーク層に属するため、層の役割を正確に理解することが重要です。
正解の理由
UDP(User Datagram Protocol)はOSI基本参照モデルの第4層であるトランスポート層に位置し、データの送受信を行います。UDPはコネクションレスで軽量な通信を提供し、信頼性よりも速度を重視する用途に適しています。HTTPやSMTPはアプリケーション層のプロトコルであり、ICMPはネットワーク層の制御メッセージ用プロトコルです。したがって、トランスポート層に該当するのはUDPのみです。
よくある誤解
HTTPやSMTPをトランスポート層のプロトコルと誤認しやすいですが、これらはアプリケーション層のプロトコルです。ICMPはネットワーク層の制御用プロトコルであり、トランスポート層ではありません。
解法ステップ
- OSI基本参照モデルの7層構造を確認する。
- 各プロトコルの役割と位置づけを整理する。
- HTTP、SMTPはアプリケーション層(第7層)であることを認識する。
- ICMPはネットワーク層(第3層)の制御メッセージ用プロトコルであることを理解する。
- UDPはトランスポート層(第4層)に位置し、データ転送を担当することを確認する。
- トランスポート層のプロトコルとしてUDPを選択する。
選択肢別の誤答解説
- ア: HTTPはアプリケーション層のプロトコルであり、Web通信に使われるためトランスポート層ではない。
- イ: ICMPはネットワーク層のプロトコルで、エラーメッセージや診断に用いられる。
- ウ: SMTPはメール送信のためのアプリケーション層プロトコルであり、トランスポート層ではない。
- エ: UDPはトランスポート層のプロトコルであり、正解。
補足コラム
トランスポート層にはUDPのほかにTCP(Transmission Control Protocol)もあります。TCPはコネクション型で信頼性の高い通信を提供し、UDPはコネクションレスで高速な通信を実現します。用途に応じて使い分けられており、例えば動画配信やオンラインゲームではUDPが多用されます。
FAQ
Q: UDPとTCPの違いは何ですか?
A: TCPは接続確立やエラー制御を行う信頼性重視のプロトコルで、UDPは接続不要で高速だが信頼性は低いプロトコルです。
A: TCPは接続確立やエラー制御を行う信頼性重視のプロトコルで、UDPは接続不要で高速だが信頼性は低いプロトコルです。
Q: ICMPはどの層に属しますか?
A: ICMPはネットワーク層に属し、主にエラーメッセージやネットワーク診断に使われます。
A: ICMPはネットワーク層に属し、主にエラーメッセージやネットワーク診断に使われます。
関連キーワード: OSI基本参照モデル、トランスポート層、UDP, TCP, HTTP, SMTP, ICMP

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