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応用情報技術者 2013年 春期 午前275


問題文

経営会議で来期の景気動向を議論したところ、景気は悪化する、横ばいである、好転するという三つの意見に完全に分かれてしまった。来期の投資計画について、積極的投資、継続的投資、消極的投資のいずれかに決定しなければならない。表の予想利益については意見が一致した。意思決定に関する記述のうち、適切なものはどれか。
応用情報技術者 2013年 春期 午前2 問75の問題画像

選択肢

混合戦略に基づく最適意思決定は、積極的投資と消極的投資である。
純粋戦略に基づく最適意思決定は、積極的投資である。
マクシマックス原理に基づく最適意思決定は、継続的投資である。
マクシミン原理に基づく最適意思決定は、消極的投資である。(正解)

意思決定の原理に関する問題【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:マクシミン原理に基づく最適意思決定は「消極的投資」である。
  • 根拠:マクシミン原理は各戦略の最小利益を比較し、最も大きい最小利益を選ぶため、消極的投資の最小利益200万円が最大。
  • 差がつくポイント:マクシミン原理とマクシマックス原理の違いを正確に理解し、表の数値から最小値・最大値を正しく抽出できるかが鍵。

正解の理由

マクシミン原理は「最悪のケースを想定し、その中で最も損失が少ない選択肢を選ぶ」方法です。
表の投資計画ごとの最小利益は、積極的投資が50万円、継続的投資が100万円、消極的投資が200万円です。
この中で最も大きい最小利益は消極的投資の200万円であるため、正解はとなります。

よくある誤解

マクシマックス原理は最大利益を追求するため、最小利益ではなく最大利益に注目する点を混同しやすいです。
また、混合戦略は確率的に複数戦略を組み合わせる方法であり、単純に利益の最大値だけで判断しないことも誤解されがちです。

解法ステップ

  1. 表の各投資計画ごとの利益を確認する。
  2. 各投資計画の最小利益を抽出する(積極的投資:50、継続的投資:100、消極的投資:200)。
  3. マクシミン原理に従い、最小利益の中で最大のものを選ぶ。
  4. 最小利益が最大の「消極的投資」を選択肢から選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 混合戦略は確率的に複数戦略を組み合わせるが、問題文にその前提がなく、積極的投資と消極的投資の組み合わせが最適とは限らない。
  • イ: 純粋戦略で積極的投資を選ぶ根拠が不明確。最大利益を追うならマクシマックス原理だが、積極的投資の最大利益は500万円であるため誤り。
  • ウ: マクシマックス原理は最大利益を追求するが、継続的投資の最大利益は300万円であり、積極的投資の500万円より低いため誤り。
  • : マクシミン原理に基づき、最悪の利益が最も高い消極的投資を選ぶため正解。

補足コラム

意思決定理論には複数の原理があり、代表的なものにマクシマックス原理(最大利益追求)、マクシミン原理(最悪の損失回避)、ミニマックス後悔原理(後悔の最小化)があります。
状況やリスク許容度に応じて使い分けることが重要です。

FAQ

Q: マクシミン原理はどんな場面で使うべきですか?
A: 不確実性が高く、最悪の結果を避けたいリスク回避型の意思決定に適しています。
Q: マクシマックス原理とマクシミン原理の違いは何ですか?
A: マクシマックスは最大の利益を追求し、マクシミンは最悪の利益を最大化するリスク回避の考え方です。

関連キーワード: マクシミン原理、マクシマックス原理、意思決定理論、投資計画、リスク管理
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