応用情報技術者 2015年 秋期 午前2 問75
問題文
経営会議で来期の景気動向を議論したところ、景気は悪化する、横ばいである、好転するという三つの意見に完全に分かれてしまった。来期の投資計画について、積極的投資、継続的投資、消極的投資のいずれかに決定しなければならない。表の予想利益については意見が一致した。意思決定に関する記述のうち、適切なものはどれか。

選択肢
ア:混合戦略に基づく最適意思決定は、積極的投資と消極的投資である。
イ:純粋戦略に基づく最適意思決定は、積極的投資である。
ウ:マクシマックス原理に基づく最適意思決定は、継続的投資である。
エ:マクシミン原理に基づく最適意思決定は、消極的投資である。(正解)
景気動向別投資計画の意思決定問題【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:マクシミン原理に基づく最適意思決定は「消極的投資」である。
- 根拠:マクシミン原理は最悪のケースでの利益を最大化する戦略選択法であり、消極的投資の最悪利益400万円が最大。
- 差がつくポイント:各投資計画の最悪利益を比較し、最も高いものを選ぶ点を理解することが重要。
正解の理由
マクシミン原理は「最悪の結果を想定し、その中で最も良い選択肢を選ぶ」意思決定基準です。
表の各投資計画の最悪利益は以下の通りです。
表の各投資計画の最悪利益は以下の通りです。
- 積極的投資:50万円(悪化時)
- 継続的投資:100万円(悪化時)
- 消極的投資:400万円(悪化時)
この中で最も高い最悪利益は消極的投資の400万円であるため、正解はエです。
よくある誤解
マクシマックス原理と混同し、最大利益を追求する選択肢を選びがちです。
また、純粋戦略の意味を誤解し、単に一つの戦略を選べば良いと考える誤りもあります。
また、純粋戦略の意味を誤解し、単に一つの戦略を選べば良いと考える誤りもあります。
解法ステップ
- 表の各投資計画ごとに最悪の利益(最小値)を見つける。
- 各投資計画の最悪利益を比較する。
- 最悪利益が最も高い投資計画を選択する。
- 選択肢の説明と照らし合わせて正解を特定する。
選択肢別の誤答解説
- ア: 混合戦略は複数戦略を確率的に組み合わせる方法であり、ここでは適用されていません。
- イ: 純粋戦略は単一戦略の選択ですが、積極的投資は最悪利益が最も低いため不適切です。
- ウ: マクシマックス原理は最大利益を追求する方法であり、継続的投資の最大利益は300万円で積極的投資の500万円に劣ります。
- エ: マクシミン原理に基づき、最悪利益400万円の消極的投資が最適です。
補足コラム
マクシミン原理はリスク回避的な意思決定基準であり、不確実な状況下での安全策として用いられます。
一方、マクシマックス原理はリスク追求的で最大利益を狙う戦略です。
混合戦略はゲーム理論で用いられ、確率的に複数戦略を組み合わせる方法を指します。
一方、マクシマックス原理はリスク追求的で最大利益を狙う戦略です。
混合戦略はゲーム理論で用いられ、確率的に複数戦略を組み合わせる方法を指します。
FAQ
Q: マクシミン原理はどんな場面で使うべきですか?
A: 不確実性が高く、最悪の結果を避けたいリスク回避的な意思決定に適しています。
A: 不確実性が高く、最悪の結果を避けたいリスク回避的な意思決定に適しています。
Q: マクシマックス原理とマクシミン原理の違いは何ですか?
A: マクシマックスは最大利益を追求し、マクシミンは最悪利益を最大化するリスク回避的基準です。
A: マクシマックスは最大利益を追求し、マクシミンは最悪利益を最大化するリスク回避的基準です。
関連キーワード: マクシミン原理、マクシマックス原理、混合戦略、意思決定、投資計画、リスク管理

\ せっかくなら /
応用情報技術者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!

