応用情報技術者 2015年 春期 午前2 問65
問題文
定性的な評価項目を定量化するために評価点を与える方法がある。表に示す4段階評価を用いた場合、重み及び判定内容から評価されるシステム全体の目標達成度は何%となるか。

選択肢
ア:27
イ:36(正解)
ウ:43
エ:52
定性的評価の定量化による目標達成度算出【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:評価点と重みの積の合計を重みの合計で割り、百分率で表すことで目標達成度は36%となる。
- 根拠:各評価項目の判定内容を4段階評価点に置き換え、重みを掛けて合計し、全重みで割る標準的な加重平均の計算方法を用いる。
- 差がつくポイント:判定内容の評価点の正確な対応付けと、重みの合計を正しく計算することが重要で、誤差が結果に大きく影響する。
正解の理由
判定内容を4段階評価点に置き換えると、「目標どおりの効果があった」は3点、「従来と変わらない」は0点、「部分的には改善された」は1点となります。
これに重みを掛けて合計すると、 省力化効果:5 × 3 = 15
期間の短縮:8 × 0 = 0
情報の統合化:12 × 1 = 12
合計は15 + 0 + 12 = 27点。
重みの合計は5 + 8 + 12 = 25。
目標達成度は ではなく、評価点の最大値3点を基準に考慮する必要があります。
正しくは、評価点の最大値3点を掛けた重みの合計が最大得点で、つまり 。
したがって、目標達成度は となり、選択肢イが正解です。
これに重みを掛けて合計すると、 省力化効果:5 × 3 = 15
期間の短縮:8 × 0 = 0
情報の統合化:12 × 1 = 12
合計は15 + 0 + 12 = 27点。
重みの合計は5 + 8 + 12 = 25。
目標達成度は ではなく、評価点の最大値3点を基準に考慮する必要があります。
正しくは、評価点の最大値3点を掛けた重みの合計が最大得点で、つまり 。
したがって、目標達成度は となり、選択肢イが正解です。
よくある誤解
評価点の合計だけを重みの合計で割ると100%を超える誤りが起きやすいです。
判定内容の評価点を正しく対応付けず、点数を誤って計算することも多いです。
判定内容の評価点を正しく対応付けず、点数を誤って計算することも多いです。
解法ステップ
- 判定内容を4段階評価点に置き換える(3, 2, 1, 0のいずれか)。
- 各評価項目の重みと評価点を掛け合わせる。
- 全評価項目の積の合計を求める。
- 重みの合計を計算する。
- 評価点の最大値(3点)×重みの合計を最大得点とする。
- 合計点を最大得点で割り、100を掛けてパーセント表示する。
選択肢別の誤答解説
- ア(27):評価点の合計を重みの合計で割らず、単純に合計点を答えた誤り。
- イ(36):正しい計算方法に基づく正解。
- ウ(43):評価点の最大値を考慮せず、誤った基準で計算した可能性がある。
- エ(52):判定内容の評価点を誤って高く設定したか、計算ミスの結果。
補足コラム
定性的評価を定量化する際は、加重平均を用いることが一般的です。
評価点の最大値を基準にすることで、評価の相対的な達成度を正確に表現できます。
この手法は品質管理やプロジェクト評価など幅広い分野で活用されています。
評価点の最大値を基準にすることで、評価の相対的な達成度を正確に表現できます。
この手法は品質管理やプロジェクト評価など幅広い分野で活用されています。
FAQ
Q: なぜ評価点の最大値を考慮する必要があるのですか?
A: 評価点の最大値を基準にしないと、達成度が100%を超えるなど不自然な結果になるため、正確な割合を算出するために必要です。
A: 評価点の最大値を基準にしないと、達成度が100%を超えるなど不自然な結果になるため、正確な割合を算出するために必要です。
Q: 4段階評価点の割り当ては固定ですか?
A: 問題文に示された評価点が基準ですが、評価基準によっては異なる場合もあります。問題文の指示に従うことが重要です。
A: 問題文に示された評価点が基準ですが、評価基準によっては異なる場合もあります。問題文の指示に従うことが重要です。
関連キーワード: 定性的評価、定量化、加重平均、目標達成度、評価点、システム評価

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