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応用情報技術者 2015年 春期 午前266


問題文

業務要件定義において、業務フローを記述する際に、処理の分岐や並行処理、処理の同期などを表現できる図はどれか。

選択肢

アクティビティ図(正解)
状態遷移図
クラス図
ユースケース図

業務要件定義における業務フローの表現図【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:業務フローの分岐や並行処理、同期を表現できるのはアクティビティ図です。
  • 根拠:アクティビティ図は処理の流れや分岐、並行処理を視覚的に示すUMLの図で、業務プロセスの詳細な動きを表現可能です。
  • 差がつくポイント:状態遷移図は状態変化に注目し、クラス図は構造、ユースケース図は機能の関係を示すため、業務フローの動的な処理の流れを表現するには不適切です。

正解の理由

アクティビティ図は、業務フローの中で「処理の分岐」「並行処理」「処理の同期」などの動的な流れを表現するために設計されたUML図です。これにより、業務要件定義の段階で複雑な業務プロセスを正確に可視化でき、関係者間での認識共有が容易になります。

よくある誤解

状態遷移図は「状態の変化」を表すため、業務の処理フロー全体を示すものではありません。ユースケース図は機能の関係を示すだけで、処理の流れは表現できません。

解法ステップ

  1. 問題文の「処理の分岐や並行処理、処理の同期」に注目する。
  2. UML図の特徴を思い出し、どの図が動的な処理の流れを表現できるかを考える。
  3. アクティビティ図は処理の流れを示す図であることを確認する。
  4. 他の選択肢(状態遷移図、クラス図、ユースケース図)の用途と比較し、適切な図を選ぶ。
  5. アクティビティ図(ア)を正解と判断する。

選択肢別の誤答解説

  • イ: 状態遷移図は状態の変化を示す図であり、処理の分岐や並行処理の表現には不向きです。
  • ウ: クラス図はシステムの構造やクラス間の関係を示すもので、業務フローの動的な流れは表現できません。
  • エ: ユースケース図はシステムの機能や利用者との関係を示す図であり、処理の詳細な流れは表現できません。

補足コラム

アクティビティ図はUML(統一モデリング言語)の一種で、業務プロセスやシステムの処理手順を視覚的に表現します。特に分岐(条件分岐)、並行処理(フォーク・ジョイン)、同期処理を明確に示せるため、業務要件定義やシステム設計で重宝されます。

FAQ

Q: アクティビティ図と状態遷移図の違いは何ですか?
A: アクティビティ図は処理の流れや分岐を表現し、状態遷移図はオブジェクトの状態変化に注目します。用途が異なります。
Q: 業務フローを表す他の図はありますか?
A: BPMN(ビジネスプロセスモデリング表記)も業務フローを表現しますが、UMLのアクティビティ図はシステム設計との連携に優れています。

関連キーワード: アクティビティ図、UML, 業務フロー、分岐、並行処理、同期、業務要件定義
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