応用情報技術者 2015年 春期 午前2 問66
問題文
業務要件定義において、業務フローを記述する際に、処理の分岐や並行処理、処理の同期などを表現できる図はどれか。
選択肢
ア:アクティビティ図(正解)
イ:状態遷移図
ウ:クラス図
エ:ユースケース図
業務要件定義における業務フローの表現図【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:業務フローの分岐や並行処理、同期を表現できるのはアクティビティ図です。
- 根拠:アクティビティ図は処理の流れや分岐、並行処理を視覚的に示すUMLの図で、業務プロセスの詳細な動きを表現可能です。
- 差がつくポイント:状態遷移図は状態変化に注目し、クラス図は構造、ユースケース図は機能の関係を示すため、業務フローの動的な処理の流れを表現するには不適切です。
正解の理由
アクティビティ図は、業務フローの中で「処理の分岐」「並行処理」「処理の同期」などの動的な流れを表現するために設計されたUML図です。これにより、業務要件定義の段階で複雑な業務プロセスを正確に可視化でき、関係者間での認識共有が容易になります。
よくある誤解
状態遷移図は「状態の変化」を表すため、業務の処理フロー全体を示すものではありません。ユースケース図は機能の関係を示すだけで、処理の流れは表現できません。
解法ステップ
- 問題文の「処理の分岐や並行処理、処理の同期」に注目する。
- UML図の特徴を思い出し、どの図が動的な処理の流れを表現できるかを考える。
- アクティビティ図は処理の流れを示す図であることを確認する。
- 他の選択肢(状態遷移図、クラス図、ユースケース図)の用途と比較し、適切な図を選ぶ。
- アクティビティ図(ア)を正解と判断する。
選択肢別の誤答解説
- イ: 状態遷移図は状態の変化を示す図であり、処理の分岐や並行処理の表現には不向きです。
- ウ: クラス図はシステムの構造やクラス間の関係を示すもので、業務フローの動的な流れは表現できません。
- エ: ユースケース図はシステムの機能や利用者との関係を示す図であり、処理の詳細な流れは表現できません。
補足コラム
アクティビティ図はUML(統一モデリング言語)の一種で、業務プロセスやシステムの処理手順を視覚的に表現します。特に分岐(条件分岐)、並行処理(フォーク・ジョイン)、同期処理を明確に示せるため、業務要件定義やシステム設計で重宝されます。
FAQ
Q: アクティビティ図と状態遷移図の違いは何ですか?
A: アクティビティ図は処理の流れや分岐を表現し、状態遷移図はオブジェクトの状態変化に注目します。用途が異なります。
A: アクティビティ図は処理の流れや分岐を表現し、状態遷移図はオブジェクトの状態変化に注目します。用途が異なります。
Q: 業務フローを表す他の図はありますか?
A: BPMN(ビジネスプロセスモデリング表記)も業務フローを表現しますが、UMLのアクティビティ図はシステム設計との連携に優れています。
A: BPMN(ビジネスプロセスモデリング表記)も業務フローを表現しますが、UMLのアクティビティ図はシステム設計との連携に優れています。
関連キーワード: アクティビティ図、UML, 業務フロー、分岐、並行処理、同期、業務要件定義

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