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応用情報技術者 2016年 秋期 午前262


問題文

ITベンダにおけるソリューションビジネスの推進で用いるバランススコアカードの、学習と成長の KPIの目標例はどれか。ここで、ソリューションとは “顧客の経営課題の達成に向けて、情報技術と専門家によるプロフェッショナルサービスを通して支援すること” とする。

選択肢

サービスを提供した顧客に対して満足度調査を行い、満足度の平均を5段階評価で 3.5以上とする。
再利用環境の整備によってソリューション事例の登録などを増やし、顧客提案数を前年度の1.5倍とする。
情報戦略のコンサルティングサービスに重点を置くために、社内要員30名をITのプロフェッショナルとして育成する。(正解)
情報戦略立案やシステム企画立案に対するコンサルティングの受注金額を、全体の15%以上とする。

ITベンダにおけるソリューションビジネスの推進で用いるバランススコアカードの、学習と成長のKPIの目標例【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:学習と成長のKPIは社員の能力向上や専門性の強化を目標に設定することが重要です。
  • 根拠:バランススコアカードの「学習と成長」視点は、組織の持続的成長を支える人材育成や組織能力の向上に焦点を当てています。
  • 差がつくポイント:顧客満足や売上目標は「顧客」や「財務」の視点に該当し、学習と成長のKPIとは区別する必要があります。

正解の理由

ウ: 情報戦略のコンサルティングサービスに重点を置くために、社内要員30名をITのプロフェッショナルとして育成する。は、社員のスキルアップや専門性の強化を具体的に示しており、学習と成長の視点に合致します。これは組織の能力向上を目標としたKPIであり、バランススコアカードの該当視点に適しています。

よくある誤解

顧客満足度や売上目標を学習と成長のKPIと混同しやすいですが、これらは「顧客」や「財務」の視点に分類されます。学習と成長は主に人材育成や組織能力の向上に関する指標です。

解法ステップ

  1. バランススコアカードの4つの視点(財務、顧客、業務プロセス、学習と成長)を理解する。
  2. 問題文の「学習と成長」の視点に注目し、社員の能力や組織の成長に関するKPIを探す。
  3. 選択肢を視点ごとに分類し、学習と成長に該当するものを特定する。
  4. 顧客満足や売上などの指標は除外し、社員育成やスキル向上を示す選択肢を選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 顧客満足度調査は「顧客」視点のKPIであり、学習と成長とは異なります。
  • イ: 顧客提案数の増加は業務プロセスや顧客視点の指標で、社員の成長を直接示していません。
  • ウ: 正解。社員の専門性育成を明確に示し、学習と成長の視点に合致します。
  • エ: 受注金額の割合は財務視点のKPIであり、学習と成長の指標ではありません。

補足コラム

バランススコアカードは、組織の戦略を多角的に評価するためのフレームワークです。特に「学習と成長」の視点は、ITベンダーのような技術集約型企業においては、技術者のスキルアップやナレッジ共有の促進が競争力の源泉となります。したがって、具体的な人材育成目標をKPIに設定することが効果的です。

FAQ

Q: 学習と成長のKPIにはどのような指標があるのですか?
A: 社員の研修受講率、資格取得数、スキル評価の向上、ナレッジ共有の活性化などが代表的です。
Q: 顧客満足度は学習と成長のKPIに含まれますか?
A: いいえ。顧客満足度は「顧客」視点のKPIであり、学習と成長とは区別されます。

関連キーワード: バランススコアカード、KPI, 学習と成長、ITベンダー、人材育成、組織能力、ソリューションビジネス
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