応用情報技術者 2016年 春期 午前2 問01
問題文
ビットの値、がある。次の操作によって得られる値は、とに対するどの論理演算の結果と同じか。
〔操作〕
(1) とのビットごとの論理和をとって、変数Xに記憶する。
(2) とのビットごとの論理積をとって更に否定をとり、変数Yに記憶する。
(3) XとYのビットごとの論理積をとって、結果をとする。
選択肢
ア:排他的論理和(正解)
イ:排他的論理和の否定
ウ:論理積の否定
エ:論理和の否定
ビットの論理演算問題【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:与えられた操作はとの排他的論理和(XOR)と同じ結果を返します。
- 根拠:操作は であり、これはXORの定義そのものです。
- 差がつくポイント:論理和・論理積・否定の組み合わせからXORを導く理解力が問われます。
正解の理由
操作は以下の通りです。
- (論理和)
- (論理積の否定)
- (との論理積)
この式を展開すると、
これは論理演算の基本定義で、との排他的論理和(XOR)に等しいため、選択肢アが正解です。
これは論理演算の基本定義で、との排他的論理和(XOR)に等しいため、選択肢アが正解です。
よくある誤解
論理和や論理積の否定だけでXORになると誤解しがちですが、XORは論理和と論理積の否定を組み合わせた複合演算です。単純な否定だけではありません。
解法ステップ
- 問題文の操作を論理式に置き換える。
- 論理和、論理積、否定の演算を順に式で表現する。
- 論理式を整理し、既知の論理演算(XORなど)と比較する。
- 選択肢の論理演算と照合し、一致するものを選ぶ。
選択肢別の誤答解説
- ア: 正解。操作の論理式はXORの定義と一致する。
- イ: 排他的論理和の否定はXNORであり、操作の結果とは異なる。
- ウ: 論理積の否定はNANDであり、操作の結果とは異なる。
- エ: 論理和の否定はNORであり、操作の結果とは異なる。
補足コラム
排他的論理和(XOR)は、2つのビットが異なる場合に1を返す演算です。論理和と論理積の否定を組み合わせることで表現でき、暗号や誤り検出符号など幅広い分野で利用されます。
FAQ
Q: XORはなぜで表せるのですか?
A: XORは「どちらか一方が1であるが両方は1でない」という条件を満たすため、論理和から論理積の部分を除外する形で表現されます。
A: XORは「どちらか一方が1であるが両方は1でない」という条件を満たすため、論理和から論理積の部分を除外する形で表現されます。
Q: 論理積の否定とXORはどう違いますか?
A: 論理積の否定はNANDで、両方が1のときだけ0を返します。XORは片方だけが1のときに1を返すため、動作が異なります。
A: 論理積の否定はNANDで、両方が1のときだけ0を返します。XORは片方だけが1のときに1を返すため、動作が異なります。
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