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応用情報技術者 2016年 春期 午前224


問題文

SoCの説明として、適切なものはどれか。

選択肢

CPU, チップセット、ビデオチップ、メモリなどコンピュータを構成するデバイスを実装した電子回路基板
CPU, メモリ、周辺装置などの間で発生するデータの受渡しを管理する一連の回路群を搭載した半導体チップ
各機能を個別に最適化されたプロセスで製造し、パッケージ内でそれぞれのチップを適切に配線した半導体チップ
必要とされる全ての機能(システム)を集積した1個の半導体チップ(正解)

SoCの説明 +【午前2 解説】

要点まとめ

  • SoCは「必要な全ての機能を1つの半導体チップに集積したシステム」であると結論づけられます。
  • 根拠は、SoC(System on Chip)がCPUやメモリ、周辺回路など複数の機能を単一チップに統合する技術だからです。
  • 差がつくポイントは、SoCと単なるマルチチップ構成や基板実装との違いを正確に理解することです。

正解の理由

選択肢エは「必要とされる全ての機能(システム)を集積した1個の半導体チップ」とあり、SoCの定義に完全に合致しています。SoCはCPUだけでなく、メモリや周辺回路、通信機能などを1つのチップに集約し、省スペースかつ高効率な設計を実現します。これに対し、他の選択肢は複数チップの集合や基板レベルの構成を指しており、SoCの本質を捉えていません。

よくある誤解

SoCを単にCPUやメモリが載ったチップと誤解しがちですが、複数の機能を1つのチップに統合している点が重要です。基板上の複数チップの集合はSoCとは呼びません。

解法ステップ

  1. SoCの正式な定義を確認する(システムを1チップに集積)。
  2. 選択肢の内容を「1チップに集積しているか」で分類。
  3. 複数チップや基板実装を示す選択肢を除外。
  4. 「全ての機能を1チップに集積」と明記された選択肢を選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 電子回路基板の説明であり、SoCではなくマザーボードやPCBの説明です。
  • イ: データ受渡しを管理する回路群はチップセットやバスコントローラの説明に近く、SoCの全機能集積とは異なります。
  • ウ: 個別に最適化された複数チップをパッケージ内で配線したもので、マルチチップモジュール(MCM)でありSoCではありません。
  • エ: SoCの定義に合致し、正解です。

補足コラム

SoCはスマートフォンやIoT機器、組み込みシステムで広く使われ、省電力かつ高性能な設計を可能にします。近年はAI処理や通信機能を統合したSoCも増加しています。

FAQ

Q: SoCとマルチチップモジュールの違いは何ですか?
A: SoCは全機能を1つの半導体チップに集積しますが、マルチチップモジュールは複数のチップをパッケージ内で組み合わせたものです。
Q: SoCはどのような分野で使われていますか?
A: スマートフォン、タブレット、IoT機器、自動車の電子制御ユニットなど多岐にわたります。

関連キーワード: SoC, システムオンチップ、半導体集積、マルチチップモジュール、組み込みシステム
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