応用情報技術者 2016年 春期 午前2 問48
問題文
プロセス制御などの事象駆動 (イベントドリブン) による処理の仕様を表現する方法として、適切なものはどれか。
選択肢
ア:DFD
イ:E-R図
ウ:クラス図
エ:状態遷移図(正解)
プロセス制御などの事象駆動 (イベントドリブン) による処理の仕様を表現する方法【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:事象駆動の処理仕様を表すには「状態遷移図」が最適です。
- 根拠:状態遷移図はシステムの状態変化とそれに伴うイベントを視覚的に表現し、動的な振る舞いを明確に示します。
- 差がつくポイント:DFDやE-R図はデータの流れや構造を示すのに対し、状態遷移図はイベントに応じた状態変化を詳細に表現できる点が重要です。
正解の理由
状態遷移図は、システムやプロセスがどのような状態を持ち、どのイベントによって状態が変化するかを示す図です。プロセス制御のようなイベントドリブンの処理では、イベント発生時の状態遷移を正確に表現する必要があり、状態遷移図が最も適しています。
よくある誤解
DFDは処理の流れを示すため、イベントドリブンの仕様にも使えると誤解されがちですが、動的な状態変化の表現には不向きです。
解法ステップ
- 問題文の「事象駆動(イベントドリブン)」に注目する。
- 各選択肢の図の特徴を整理する。
- イベントに応じた状態変化を表現できる図を選ぶ。
- 状態遷移図がイベントと状態の関係を示すことを確認する。
- 正解は「状態遷移図(エ)」と判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア: DFD(データフロー図)はデータの流れや処理の流れを示すが、状態変化やイベント駆動の動的振る舞いは表現しにくい。
- イ: E-R図はデータベースの構造を表す図であり、処理の流れや状態変化とは無関係。
- ウ: クラス図はオブジェクト指向設計でクラスの構造や関係を示すが、イベントによる状態変化の表現には適さない。
- エ: 状態遷移図はイベントに応じた状態の変化を視覚的に表現し、事象駆動の処理仕様に最適。
補足コラム
状態遷移図はUML(統一モデリング言語)の一種で、ソフトウェア開発だけでなく組み込みシステムや制御システムの設計にも広く使われています。イベントドリブンのシステム設計では、状態遷移図を用いて仕様の漏れや矛盾を防ぐことが重要です。
FAQ
Q: 状態遷移図とDFDの違いは何ですか?
A: 状態遷移図はシステムの状態変化をイベントに基づいて表現し、DFDはデータの流れや処理の流れを示します。動的な振る舞いの表現には状態遷移図が適しています。
A: 状態遷移図はシステムの状態変化をイベントに基づいて表現し、DFDはデータの流れや処理の流れを示します。動的な振る舞いの表現には状態遷移図が適しています。
Q: クラス図はイベントドリブンの仕様に使えますか?
A: クラス図は主に静的な構造を表すため、イベントドリブンの動的な状態変化の表現には向いていません。
A: クラス図は主に静的な構造を表すため、イベントドリブンの動的な状態変化の表現には向いていません。
関連キーワード: 状態遷移図、イベントドリブン、UML, プロセス制御、仕様表現

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