応用情報技術者 2016年 春期 午前2 問53
問題文
プロジェクトのスケジュールを短縮したい。当初の計画は図1のとおりである。作業Eを作業E1, E2, E3に分けて、図2のように計画を変更すると、スケジュールは全体で何日短縮できるか。

選択肢
ア:1(正解)
イ:2
ウ:3
エ:4
プロジェクトスケジュール短縮の効果計算【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:作業EをE1, E2, E3に分割してもスケジュールは1日しか短縮できません。
- 根拠:クリティカルパス上の作業Eの所要日数は9日で、分割後の最長経路は8日となるため、1日短縮です。
- 差がつくポイント:ネットワーク図のクリティカルパスの把握と分割後の最長経路の比較が重要です。
正解の理由
作業Eは元の計画でクリティカルパス上にあり9日かかっています。分割後、E1(3日)、E2(4日)、E3(2日)に分かれていますが、経路の組み合わせで最長となるのはE1+E3の5日か、E2の4日です。
しかし、分割後の全体のクリティカルパスを考慮すると、元の9日から8日に短縮されるため、スケジュール全体の短縮は1日です。よって正解はア: 1日です。
しかし、分割後の全体のクリティカルパスを考慮すると、元の9日から8日に短縮されるため、スケジュール全体の短縮は1日です。よって正解はア: 1日です。
よくある誤解
作業を分割すれば単純に合計日数が減ると考えがちですが、クリティカルパス上の最長経路を正確に把握しないと誤った短縮効果を見積もります。
解法ステップ
- 元のネットワーク図でクリティカルパスを特定し、所要日数を確認する。
- 作業Eの所要日数(9日)を把握する。
- 分割後の作業E1(3日)、E2(4日)、E3(2日)の経路を確認する。
- 分割後のネットワークで最長経路を計算し、全体のクリティカルパスを特定する。
- 元のクリティカルパスと比較し、短縮できる日数を算出する。
選択肢別の誤答解説
- イ: 2日短縮は、分割後の最長経路を誤って短く見積もった結果です。
- ウ: 3日短縮は、作業Eの分割日数の合計減少を単純に短縮と誤認した誤答です。
- エ: 4日短縮は、分割による効果を過大評価した誤りです。
補足コラム
クリティカルパス法(CPM)はプロジェクト管理で最も重要な手法の一つです。作業分割や並列化によるスケジュール短縮効果を正確に評価するには、クリティカルパスの再計算が不可欠です。ダミー作業やノードの役割も理解しておくとより正確な分析が可能です。
FAQ
Q: 作業を分割すれば必ずスケジュールは短縮できますか?
A: いいえ。分割してもクリティカルパス上の最長経路が変わらなければ短縮効果はありません。
A: いいえ。分割してもクリティカルパス上の最長経路が変わらなければ短縮効果はありません。
Q: クリティカルパスが複数ある場合はどう判断しますか?
A: 最長のクリティカルパスを基準にスケジュール短縮効果を評価します。
A: 最長のクリティカルパスを基準にスケジュール短縮効果を評価します。
関連キーワード: クリティカルパス法、プロジェクト管理、スケジュール短縮、ネットワーク図、作業分割

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