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応用情報技術者 2016年 春期 午前275


問題文

リーダに求められる機能として、PM理論がある。P機能 (Performance function)が大きく,M機能 (Maintenance function)が小さいリーダのタイプはどれか。

選択肢

業務遂行能力が不足し、メンバの気持ちにも疎いので、目標達成ができない。
メンバの気持ちは大事にしているが、一向に目標達成に導けない。
メンバの参加を促し、目標達成に導くので、決定事項に対するメンバの納得度が高い。
目標達成を急ぐ余り、一部のメンバの意見を中心にまとめてしまうので、他のメンバから抵抗を受けることが多い。(正解)

リーダに求められる機能としてのPM理論【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:P機能が大きくM機能が小さいリーダは「目標達成を急ぎ、一部の意見に偏る」タイプである。
  • 根拠:PM理論はP(業務遂行)とM(メンテナンス)のバランスでリーダーシップを分類し、Pが強いと目標重視、Mが弱いと人間関係軽視となる。
  • 差がつくポイント:PとMの機能の意味を正確に理解し、各選択肢の特徴と照らし合わせることが重要である。

正解の理由

選択肢エは「目標達成を急ぐ余り、一部のメンバの意見を中心にまとめてしまうので、他のメンバから抵抗を受けることが多い」とあります。これはP機能(業務遂行)を重視し、M機能(メンテナンス=人間関係配慮)が小さい典型的なリーダー像です。目標達成を優先するあまり、メンバー全体の意見を十分に尊重せず、結果として反発を招くため、PM理論のP大・M小に該当します。

よくある誤解

P機能が大きい=単に仕事ができるリーダーと誤解しがちですが、人間関係の配慮(M機能)が欠けるとチームの抵抗や不満が生じやすい点を見落としやすいです。

解法ステップ

  1. PM理論のP機能とM機能の意味を確認する。
  2. P機能が大きい=目標達成や業務遂行を重視する。
  3. M機能が小さい=メンバーの感情や関係性をあまり重視しない。
  4. 各選択肢の内容をPとMの観点で分析する。
  5. P大・M小に該当する選択肢を選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア:業務遂行能力不足かつメンバーの気持ちにも疎いので、PもMも低いタイプ。
  • イ:メンバーの気持ちを大事にしているためMは大きいが、目標達成できないのでPは小さい。
  • ウ:メンバー参加を促し納得度が高いのでM機能が大きく、目標達成もできているためPも大きい。
  • :目標達成を急ぎ一部の意見に偏るためP大・M小の典型例。

補足コラム

PM理論はリーダーシップのスタイルを「P(Performance)」と「M(Maintenance)」の2軸で分類し、4つのタイプに分けます。Pは業務遂行能力、Mはメンバーの感情や関係性の維持を指し、バランスが良いリーダーが理想とされます。P大・M小は「指示型リーダー」とも呼ばれ、短期的には成果を出しやすいですが、長期的にはメンバーの不満が蓄積しやすいです。

FAQ

Q: P機能が大きいリーダーは必ずしも良いリーダーですか?
A: いいえ。P機能が大きくてもM機能が小さいとメンバーの不満が高まり、チームの持続的な成果は期待できません。
Q: M機能が大きいリーダーの特徴は何ですか?
A: メンバーの感情や関係性を重視し、チームの調和を図りますが、目標達成が遅れることもあります。

関連キーワード: PM理論、リーダーシップ、P機能、M機能、チームマネジメント
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