応用情報技術者 2017年 春期 午前2 問12
問題文
Webシステムにおける CDN (Contents Delivery Network) に関する記述として適切なものはどれか。
選択肢
ア:Webサーバ、アプリケーションサーバ、データベースサーバの三つの構成要素 に分けることによってコンテンツの検索を容易にすると同時に、システムの拡張 性も高める。
イ:コミュニティ型の Webサイト及びネットワークサービスによって、人と人との つながりを促進するコンテンツを共有する。
ウ:動画再生や音楽再生に必要なプログラム部品をインターネット経由で入手し、Webブラウザに組み込む。
エ:動画や音声などの大容量のデータを利用する際に、インターネット回線の負荷を軽減するようにサーバを分散配置する。(正解)
Webシステムにおける CDN (Contents Delivery Network) に関する記述【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:CDNは大容量データの配信負荷を軽減するためにサーバを分散配置する仕組みです。
- 根拠:動画や音声などのコンテンツを高速かつ安定的に配信するため、地理的に分散したサーバ群が利用されます。
- 差がつくポイント:CDNは単なるコンテンツ共有やプログラム配布ではなく、ネットワーク負荷軽減と高速配信に特化している点を理解しましょう。
正解の理由
選択肢エは「動画や音声などの大容量データを利用する際に、インターネット回線の負荷を軽減するようにサーバを分散配置する」とあり、CDNの本質を正確に表現しています。CDNはコンテンツを複数のサーバにキャッシュし、ユーザーに最も近いサーバから配信することで遅延を減らし、回線負荷を分散します。
よくある誤解
CDNを単なるコンテンツ共有やプログラムの配布手段と誤解しがちですが、主な目的は配信の高速化と負荷分散です。単なるサーバ構成の分割やコミュニティ型サービスとは異なります。
解法ステップ
- 問題文の「CDN」の役割を確認する。
- 各選択肢の内容がCDNの特徴に合致するか検討する。
- CDNは「コンテンツ配信の高速化」「負荷分散」「サーバ分散配置」がキーワードであることを思い出す。
- 選択肢エがこれらの条件を満たしているため正解と判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア:Webシステムの三層構造の説明であり、CDNの説明ではありません。
- イ:コミュニティ型Webサイトの説明で、CDNの機能とは無関係です。
- ウ:プログラム部品の配布はCDNの役割ではなく、プラグインやライブラリの配布に近い概念です。
- エ:CDNの本質を正しく表現しているため正解です。
補足コラム
CDNはコンテンツ配信ネットワークとも呼ばれ、動画配信サービスや大規模Webサイトで広く利用されています。代表的なCDNサービスにはAmazon CloudFrontやAkamai、Cloudflareなどがあります。これによりユーザーは高速で安定したコンテンツ視聴が可能になります。
FAQ
Q: CDNはどのようにして配信速度を向上させるのですか?
A: 地理的に分散したサーバにコンテンツをキャッシュし、ユーザーに最も近いサーバから配信することで遅延を減らします。
A: 地理的に分散したサーバにコンテンツをキャッシュし、ユーザーに最も近いサーバから配信することで遅延を減らします。
Q: CDNは動画配信以外にも使われますか?
A: はい、画像やCSS、JavaScriptなどの静的コンテンツの配信にも利用され、Webサイト全体の表示速度向上に寄与します。
A: はい、画像やCSS、JavaScriptなどの静的コンテンツの配信にも利用され、Webサイト全体の表示速度向上に寄与します。
関連キーワード: CDN, コンテンツ配信ネットワーク、負荷分散、動画配信、サーバ分散配置

\ せっかくなら /
応用情報技術者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!

