応用情報技術者 2017年 春期 午前2 問32
問題文
ネットワーク機器の接続状態を調べるためのコマンド pingが用いるプロトコルはどれか。
選択肢
ア:DHCP
イ:ICMP(正解)
ウ:SMTP
エ:SNMP
ネットワーク機器の接続状態を調べるためのコマンド pingが用いるプロトコルはどれか。【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:pingコマンドはネットワーク機器の疎通確認に使い、ICMPプロトコルを利用します。
- 根拠:ICMPはネットワーク層でエラーメッセージや診断情報を送受信するためのプロトコルであり、pingはこれを利用して応答を確認します。
- 差がつくポイント:DHCPやSMTP、SNMPはそれぞれ役割が異なり、pingの疎通確認には使われない点を理解することが重要です。
正解の理由
pingコマンドは、対象のネットワーク機器が生きているかどうかを確認するためにICMP(Internet Control Message Protocol)を使います。具体的にはICMPのエコー要求(Echo Request)とエコー応答(Echo Reply)メッセージを送受信し、通信経路の状態を調べます。DHCPはIPアドレスの自動割り当て、SMTPはメール送信、SNMPはネットワーク管理用の情報収集に使われるため、pingの機能とは異なります。
よくある誤解
pingがIPアドレスの割り当てに関係するDHCPを使うと誤解されがちですが、pingは単に通信の疎通確認を行うだけです。SMTPやSNMPもネットワーク関連ですが、pingのプロトコルではありません。
解法ステップ
- pingコマンドの目的を確認する(ネットワーク機器の接続確認)。
- pingが使うプロトコルの役割を理解する(ICMPは診断用メッセージの送受信)。
- 選択肢のプロトコルの機能を整理する(DHCPはIP割り当て、SMTPはメール送信、SNMPは管理情報収集)。
- pingの目的に合致するプロトコルを選ぶ(ICMP)。
選択肢別の誤答解説
- ア: DHCP
IPアドレスの自動割り当てに使われるプロトコルであり、pingの疎通確認には関係ありません。 - イ: ICMP
pingが利用するプロトコルで、ネットワーク機器の応答確認に最適です。 - ウ: SMTP
メール送信のためのプロトコルで、ネットワーク接続確認には使いません。 - エ: SNMP
ネットワーク管理用の情報収集プロトコルであり、pingの疎通確認とは異なります。
補足コラム
ICMPはTCP/IPプロトコルスイートの一部で、ネットワークの状態を診断するために不可欠なプロトコルです。ping以外にもtracerouteコマンドなどで利用され、ネットワーク障害の原因特定に役立ちます。ICMPはデータ転送を行うプロトコルではなく、あくまで制御・管理用のメッセージ交換に特化しています。
FAQ
Q: pingはTCPやUDPを使いませんか?
A: いいえ、pingはICMPを使います。TCPやUDPは通信のためのプロトコルですが、pingはネットワークの疎通確認用の制御メッセージを送るためICMPを利用します。
A: いいえ、pingはICMPを使います。TCPやUDPは通信のためのプロトコルですが、pingはネットワークの疎通確認用の制御メッセージを送るためICMPを利用します。
Q: ICMPはどの層のプロトコルですか?
A: ICMPはネットワーク層(第3層)のプロトコルで、IPと密接に連携して動作します。
A: ICMPはネットワーク層(第3層)のプロトコルで、IPと密接に連携して動作します。
関連キーワード: ping, ICMP, ネットワーク診断、疎通確認、プロトコル

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