応用情報技術者 2017年 春期 午前2 問64
問題文
業務要件定義において、業務フローを記述する際に、処理の分岐や並行処理、処理の同期などを表現できる図はどれか。
選択肢
ア:アクティビティ図(正解)
イ:状態遷移図
ウ:クラス図
エ:ユースケース図
業務要件定義における業務フローの表現図【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:業務フローの分岐や並行処理、同期を表現できるのはアクティビティ図です。
- 根拠:アクティビティ図は処理の流れや分岐、並行処理を視覚的に示すUMLの図で、業務プロセスの詳細な動きを表現可能です。
- 差がつくポイント:状態遷移図は状態変化に注目し、クラス図は構造、ユースケース図は機能の関係を示すため、業務フローの動的な処理の流れを表すには不適切です。
正解の理由
アクティビティ図は、業務フローの中での処理の開始から終了までの流れを示し、条件による分岐や複数の処理が同時に進む並行処理、処理の同期を明確に表現できます。これにより、業務要件定義で求められる詳細な業務プロセスの動的な流れを正確に把握・共有できます。
よくある誤解
状態遷移図は「状態の変化」を示すため、処理の流れや並行処理の表現には向きません。ユースケース図は「システムと利用者の関係」を示すため、業務フローの詳細な処理は表現できません。
解法ステップ
- 問題文の「処理の分岐や並行処理、処理の同期」に注目する。
- UML図の特徴を思い出し、どの図が動的な処理の流れを表現できるかを考える。
- アクティビティ図は処理の流れや分岐、並行処理を表現できることを確認する。
- 他の選択肢の特徴と比較し、最も適切な図を選ぶ。
選択肢別の誤答解説
- イ: 状態遷移図は状態の変化を示す図であり、処理の流れや並行処理の表現には不向きです。
- ウ: クラス図はシステムの構造やクラス間の関係を示すもので、業務フローの動的な処理は表現できません。
- エ: ユースケース図はシステムの機能や利用者との関係を示す図で、処理の詳細な流れは表現できません。
補足コラム
アクティビティ図はUML(統一モデリング言語)の一種で、業務プロセスやシステムの処理フローを視覚的に表現するために広く使われています。特に業務要件定義の段階で、関係者間の共通理解を深めるのに役立ちます。
FAQ
Q: アクティビティ図と状態遷移図の違いは何ですか?
A: アクティビティ図は処理の流れや分岐、並行処理を表現し、状態遷移図はオブジェクトの状態変化を示します。
A: アクティビティ図は処理の流れや分岐、並行処理を表現し、状態遷移図はオブジェクトの状態変化を示します。
Q: 業務フローの表現にユースケース図は使えますか?
A: ユースケース図は機能や利用者との関係を示すため、業務フローの詳細な処理の流れには適していません。
A: ユースケース図は機能や利用者との関係を示すため、業務フローの詳細な処理の流れには適していません。
関連キーワード: アクティビティ図、UML, 業務フロー、分岐、並行処理、同期、業務要件定義

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