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応用情報技術者 2017年 春期 午前276


問題文

いずれも時価100円の株式A〜Dのうち、一つの株式に投資したい。経済の成長を高、中、低の三つに区分したときのそれぞれの株式の予想値上がり幅は、表のとおりである。マクシミン原理に従うとき、どの株式に投資することになるか。
応用情報技術者 2017年 春期 午前2 問76の問題画像

選択肢

A(正解)
B
C
D

マクシミン原理による株式選択問題【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:マクシミン原理では各株式の最小値上がり幅を比較し、最も大きいものを選ぶため、株式Aが正解です。
  • 根拠:株式Aの最小値は10円で、他の株式の最小値(Bは5円、Cは5円、Dは−10円)より大きいからです。
  • 差がつくポイント:マクシミン原理はリスク回避的な意思決定基準であり、最悪のケースを重視する点を理解することが重要です。

正解の理由

マクシミン原理は「最悪の状況での利益を最大化する」戦略です。
各株式の「高」「中」「低」経済成長シナリオでの値上がり幅の最小値を調べると、
  • A:10円
  • B:5円
  • C:5円
  • D:−10円
    となり、最小値が最も大きい株式Aを選ぶのが合理的です。
    したがって、の株式Aが正解となります。

よくある誤解

マクシミン原理は平均値や最大値を基準にしないため、単に期待値が高い株式を選ぶのは誤りです。
また、最悪のケースがマイナスの株式Dを選ぶことはリスク回避の観点から不適切です。

解法ステップ

  1. 各株式の「高」「中」「低」シナリオの値上がり幅を確認する。
  2. 各株式の最小値(最悪のケース)を求める。
  3. 最小値が最も大きい株式を選ぶ。
  4. 選択肢から該当する株式を選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • イ(株式B):最小値は5円で、株式Aの10円より小さいため不適切。
  • ウ(株式C):最小値は5円で、株式Aの10円より小さいため不適切。
  • エ(株式D):最小値は−10円でマイナスのため、リスク回避の観点から選べない。

補足コラム

マクシミン原理はゲーム理論や意思決定理論で用いられ、リスク回避的な投資判断に適しています。
一方、期待値最大化はリスクを許容する場合に有効であり、状況に応じて使い分けが必要です。

FAQ

Q: マクシミン原理はどんな場面で使うべきですか?
A: 最悪の結果を避けたいリスク回避的な意思決定に適しています。
Q: 期待値最大化とマクシミン原理の違いは何ですか?
A: 期待値最大化は平均的な利益を重視し、マクシミン原理は最悪の利益を最大化する点で異なります。

関連キーワード: マクシミン原理、リスク回避、投資判断、意思決定理論、ゲーム理論
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