応用情報技術者 2018年 秋期 午前2 問75
問題文
横軸にロットの不良率、縦軸にロットの合格率をとり、抜取検査でのロットの品質とその合格率との関係を表したものはどれか。
選択肢
ア:OC 曲線(正解)
イ:バスタブ曲線
ウ:ポアソン分布
エ:ワイブル分布
抜取検査の品質評価に用いるグラフは?【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:抜取検査におけるロットの不良率と合格率の関係を示すのはOC曲線である。
- 根拠:OC曲線(Operating Characteristic Curve)は検査の合格率を不良率の関数として表し、検査の性能を評価するために使われる。
- 差がつくポイント:バスタブ曲線は故障率の時間変化、ポアソン分布は事象の発生頻度、ワイブル分布は寿命解析に用いるため、抜取検査の合格率評価には適さない。
正解の理由
OC曲線は抜取検査において、ロットの不良率が変化した場合にそのロットが合格と判定される確率(合格率)を示すグラフです。これにより、検査の厳しさやリスクを視覚的に把握でき、品質管理の意思決定に役立ちます。したがって、問題文の条件に最も合致するのはア: OC曲線です。
よくある誤解
バスタブ曲線は製品の故障率の時間的推移を示すため、抜取検査の合格率とは無関係です。ポアソン分布やワイブル分布も品質検査の合格率を示すものではありません。
解法ステップ
- 問題文の「ロットの不良率」と「合格率」の関係を示すグラフを探す。
- 各選択肢の意味を確認し、抜取検査に関連するものを特定。
- OC曲線が抜取検査の合格率を示すグラフであることを理解。
- 他の選択肢が品質検査の合格率を示さないことを確認。
- ア: OC曲線を正解と判断。
選択肢別の誤答解説
- イ: バスタブ曲線
故障率の時間変化を示す曲線であり、抜取検査の合格率とは無関係。 - ウ: ポアソン分布
一定時間内の事象発生回数の確率分布で、品質検査の合格率評価には使わない。 - エ: ワイブル分布
製品寿命や故障時間の分布解析に用いるが、抜取検査の合格率とは異なる。
補足コラム
OC曲線は品質管理において重要な役割を果たします。例えば、検査の厳しさを調整することで、良品を誤って不合格にするリスク(生産者リスク)や不良品を誤って合格にするリスク(消費者リスク)をバランスよく管理できます。抜取検査の設計や評価に欠かせないツールです。
FAQ
Q: OC曲線はどのように作成されますか?
A: ロットの不良率を横軸に、抜取検査で合格と判定される確率を縦軸にとり、検査条件ごとに点をプロットして曲線を描きます。
A: ロットの不良率を横軸に、抜取検査で合格と判定される確率を縦軸にとり、検査条件ごとに点をプロットして曲線を描きます。
Q: バスタブ曲線はどのような場面で使いますか?
A: 製品の故障率が時間とともにどのように変化するかを示し、信頼性設計や保守計画に利用されます。
A: 製品の故障率が時間とともにどのように変化するかを示し、信頼性設計や保守計画に利用されます。
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