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応用情報技術者 2018年 春期 午前260


問題文

マスタファイル管理に関するシステム監査項目のうち、可用性に該当するものはどれか。

選択肢

マスタファイルが置かれているサーバを二重化し、耐障害性の向上を図っていること(正解)
マスタファイルのデータを複数件まとめて検索 加工するための機能が、システムに盛り込まれていること
マスタファイルのメンテナンスは、特権アカウントを付与された者だけに許されていること
マスタファイルへのデータ入力チェック機能が、システムに盛り込まれていること

マスタファイル管理に関するシステム監査項目のうち、可用性に該当するものはどれか【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:可用性とはシステムやデータが必要なときに利用可能であることを指し、サーバの二重化は耐障害性を高め可用性向上に直結します。
  • 根拠:マスタファイルの可用性確保は、障害発生時でもサービス継続を可能にするための冗長構成やバックアップ体制が重要です。
  • 差がつくポイント:可用性は「アクセス可能性」に焦点があり、アクセス権限や入力チェックはセキュリティや正確性の観点であり区別が必要です。

正解の理由

ア: マスタファイルが置かれているサーバを二重化し、耐障害性の向上を図っていることは、サーバの冗長化により障害時もマスタファイルが利用可能な状態を維持するため、可用性の確保に該当します。
イは検索・加工機能の有無であり機能性の話、ウはアクセス権限の管理で機密性、エは入力チェックで完全性に関わるため可用性とは異なります。

よくある誤解

可用性は「データの正確さ」や「アクセス権限の管理」と混同されやすいですが、実際は「システムやデータが使える状態を保つこと」が本質です。

解法ステップ

  1. 可用性の定義を確認する(システムやデータが利用可能な状態を維持すること)
  2. 各選択肢が可用性に該当するかを判断する(耐障害性、アクセス権限、入力チェックなど)
  3. 冗長化やバックアップなど障害対策に関する選択肢を選ぶ
  4. 正解を確定する

選択肢別の誤答解説

  • ア:正解。サーバの二重化は障害時の可用性向上策。
  • イ:誤り。検索・加工機能は利便性や機能性の話で可用性ではない。
  • ウ:誤り。特権アカウント管理は機密性の強化に関する項目。
  • エ:誤り。入力チェックはデータの正確性(完全性)を確保するための機能。

補足コラム

可用性は情報セキュリティの3大要素(機密性、完全性、可用性)の一つです。システム監査では、可用性を確保するためにサーバの冗長化、バックアップ、障害復旧計画(DRP)などが重点的に評価されます。特にマスタファイルのような重要データは、障害時の迅速な復旧が求められます。

FAQ

Q: 可用性と耐障害性は同じ意味ですか?
A: 耐障害性は可用性を高めるための手段の一つであり、障害に強い設計で可用性を維持します。
Q: アクセス権限管理は可用性に含まれますか?
A: いいえ。アクセス権限管理は機密性の確保に関わるため、可用性とは区別されます。

関連キーワード: 可用性、マスタファイル管理、システム監査、冗長化、耐障害性
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