応用情報技術者 2019年 秋期 午前2 問47
問題文
JIS X 250102013 (システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価 (SQuaRE)-システム及びソフトウェア品質モデル)で規定されたシステム及びソフトウェア製品の品質特性の一つである “機能適合性”の説明はどれか。
選択肢
ア:同じハードウェア環境又はソフトウェア環境を共有する間、 製品、 システム又は構成要素が他の製品、 システム又は構成要素の情報を交換することができる度合い、及び/又はその要求された機能を実行することができる度合い
イ:人間又は他の製品若しくはシステムが、 認められた権限の種類及び水準に応じたデータアクセスの度合いをもてるように、 製品又はシステムが情報及びデータを保護する度合い
ウ:明示された時間帯で、明示された条件下に、 システム、 製品又は構成要素が明示された機能を実行する度合い
エ:明示された状況下で使用するとき、 明示的ニーズ及び暗黙のニーズを満足させる機能を、製品又はシステムが提供する度合い(正解)
JIS X 25010:2013「機能適合性」【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:機能適合性とは、製品やシステムが明示的・暗黙的なニーズを満たす機能を提供する度合いを指します。
- 根拠:JIS X 25010:2013は品質特性の一つとして機能適合性を定義し、ユーザーの要求に合致する機能の提供を重視しています。
- 差がつくポイント:機能適合性は単なる機能の有無ではなく、ニーズの満足度に着目するため、他の品質特性と混同しないことが重要です。
正解の理由
選択肢エは「明示的ニーズ及び暗黙のニーズを満足させる機能を提供する度合い」とあり、JIS X 25010:2013で定義される機能適合性の本質を正確に表現しています。機能適合性は、ユーザーが期待する機能を適切に実装し、要求を満たすことが求められるため、この説明が最も適切です。
よくある誤解
機能適合性を「単に機能が動作するかどうか」と誤解しがちですが、実際にはユーザーのニーズに合致しているかが重要です。
また、他の品質特性(例:相互運用性や機密性)と混同しやすい点にも注意が必要です。
また、他の品質特性(例:相互運用性や機密性)と混同しやすい点にも注意が必要です。
解法ステップ
- 問題文の「機能適合性」の定義を正確に理解する。
- 各選択肢の説明文をJIS X 25010:2013の品質特性と照合する。
- 「明示的ニーズ及び暗黙のニーズを満足させる機能提供」という表現に注目する。
- 他の選択肢が示す品質特性(相互運用性、機密性、性能効率など)と区別する。
- 最も定義に合致する選択肢エを選ぶ。
選択肢別の誤答解説
- ア:相互運用性の説明であり、機能適合性とは異なります。
- イ:機密性(セキュリティ)の説明で、機能適合性とは無関係です。
- ウ:性能効率の一部である時間的な機能実行の度合いを示しており、機能適合性ではありません。
- エ:機能適合性の定義に合致し、正解です。
補足コラム
JIS X 25010:2013はソフトウェア品質モデルの国際標準で、品質特性は「機能適合性」「性能効率」「使用性」「信頼性」「保守性」「移植性」などに分類されます。機能適合性はユーザーの要求を満たす機能の提供に焦点を当てており、品質評価の基礎となる重要な特性です。
FAQ
Q: 機能適合性と性能効率はどう違いますか?
A: 機能適合性は「必要な機能を満たす度合い」、性能効率は「機能を実行する際の時間や資源の効率性」を指します。
A: 機能適合性は「必要な機能を満たす度合い」、性能効率は「機能を実行する際の時間や資源の効率性」を指します。
Q: 暗黙のニーズとは何ですか?
A: ユーザーが明示的に要求しないが、満たされると満足度が上がる潜在的なニーズのことです。
A: ユーザーが明示的に要求しないが、満たされると満足度が上がる潜在的なニーズのことです。
関連キーワード: 機能適合性、JIS X 25010, ソフトウェア品質モデル、品質特性、SQuaRE

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