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応用情報技術者 2019年 秋期 午前248


問題文

作業成果物の作成者以外の参加者がモデレータとしてレビューを主導する役割を受け持つこと、並びに公式な記録及び分析を行うことが特徴のレビュー技法はどれか。

選択肢

インスペクション(正解)
ウォークスルー
パスアラウンド
ペアプログラミング

作業成果物の作成者以外がモデレータを務めるレビュー技法【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:作業成果物の作成者以外がモデレータを務め、公式な記録と分析を行うレビュー技法はインスペクションです。
  • 根拠:インスペクションは第三者が主導し、体系的かつ形式的に問題点を抽出するため、品質向上に効果的です。
  • 差がつくポイント:モデレータの役割や記録の公式性、レビューの形式性を理解しているかが合否を分けます。

正解の理由

ア: インスペクションは、作業成果物の作成者以外の参加者がモデレータとしてレビューを主導し、公式な記録と分析を行う形式的なレビュー技法です。これにより客観的な視点で欠陥を発見しやすく、品質保証に適しています。
他の選択肢は作成者が主導したり、非公式なレビューであるため、問題文の条件に合致しません。

よくある誤解

ウォークスルーもレビュー技法ですが、作成者が主導し参加者が意見を述べる非公式な形式です。
ペアプログラミングはレビューではなく共同コーディングの手法です。

解法ステップ

  1. 問題文の「作成者以外がモデレータを務める」点に注目する。
  2. 「公式な記録及び分析を行う」ことが特徴の技法を探す。
  3. 選択肢のレビュー技法の特徴を整理する。
  4. インスペクションが最も条件に合致することを確認する。

選択肢別の誤答解説

  • ア: インスペクション → 正解。第三者がモデレータで公式記録を残す。
  • イ: ウォークスルー → 作成者が主導し、非公式で参加者が意見交換する形式。
  • ウ: パスアラウンド → 成果物を回覧して意見を集める非公式なレビュー。
  • エ: ペアプログラミング → 2人で同時にコードを書く共同作業でレビュー技法ではない。

補足コラム

インスペクションは1970年代にマイケル・ファーラーらによって提唱され、ソフトウェア品質向上のための代表的な形式的レビュー技法です。モデレータ、記録者、レビュアーなど役割が明確に分かれている点が特徴です。

FAQ

Q: インスペクションとウォークスルーの最大の違いは何ですか?
A: インスペクションは第三者がモデレータを務め公式記録を残す形式的なレビューで、ウォークスルーは作成者主導の非公式な意見交換です。
Q: ペアプログラミングはレビュー技法に含まれますか?
A: いいえ。ペアプログラミングは2人で同時にコードを書く開発手法であり、レビュー技法とは異なります。

関連キーワード: インスペクション、レビュー技法、モデレータ、公式記録、品質保証
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