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応用情報技術者 2019年 春期 午前256


問題文

次の処理条件で磁気ディスクに保存されているファイルを磁気テープにバックアップするとき、バックアップの運用に必要な磁気テープは最少で何本か。   〔処理条件〕  (1) 毎月初日(1日)にフルバックアップを取る。フルバックアップは1本の磁気テープに1回分を記録する。  (2) フルバックアップを取った翌日から次のフルバックアップを取るまでは、毎日、差分バックアップを取る。差分バックアップは、差分バックアップ用としてフルバックアップとは別の磁気テープに追記録し,1本に1か月分を記録する。  (3) 常に6か月前の同一日までのデータについて、指定日の状態にファイルを復元できるようにする。ただし,6か月前の月に同一日が存在しない場合は、当該月の末日までのデータについて、指定日の状態にファイルを復元できるようにする(例:本日が10月31日の場合は、4月30日までのデータについて、指定日の状態にファイルを復元できるようにする)。

選択肢

12
13
14(正解)
15

磁気ディスクのファイルを磁気テープにバックアップする運用管理【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:必要な磁気テープは14本である。
  • 根拠:毎月1本のフルバックアップテープと、6か月分の差分バックアップテープ(1本に1か月分)を保持するため。
  • 差がつくポイント:6か月前の同一日まで復元可能にするため、フルバックアップと差分バックアップの保存期間を正確に理解し、テープ本数を計算すること。

正解の理由

フルバックアップは毎月1日に1本のテープに記録し、差分バックアップは1か月分を1本のテープに追記録します。
6か月前の同一日まで復元可能にするため、フルバックアップは6本、差分バックアップは6か月分の6本が必要です。
さらに、当月分のフルバックアップ1本と差分バックアップ1本も含めるため、合計で14本となります。
したがって、が正解です。

よくある誤解

フルバックアップと差分バックアップの保存期間を混同し、差分バックアップの本数を過小評価しがちです。
また、差分バックアップを毎日別テープに保存すると誤解し、必要本数を過大に見積もることもあります。

解法ステップ

  1. フルバックアップは毎月1本、6か月分保存するので6本必要とする。
  2. 差分バックアップは1か月分を1本にまとめて保存し、6か月分保存するので6本必要とする。
  3. 当月のフルバックアップ1本と差分バックアップ1本も必要なので、合計で6+6+1+1=14本となる。
  4. 6か月前の同一日まで復元可能な運用条件を満たしているか確認する。

選択肢別の誤答解説

  • ア(12本):フルバックアップ6本+差分バックアップ6本の合計のみで、当月分を含めていない。
  • イ(13本):当月の差分バックアップ1本を含めているが、当月のフルバックアップ1本を見落としている。
  • ウ(14本):正解。6か月分のフルバックアップ6本+差分バックアップ6本+当月分のフルバックアップ1本+差分バックアップ1本。
  • エ(15本):1本多い。不要な予備テープなどを含めている可能性がある。

補足コラム

差分バックアップはフルバックアップ以降の変更分のみを保存するため、復元時には最新のフルバックアップと差分バックアップを組み合わせます。
この運用では差分バックアップを1か月分まとめて1本のテープに追記録するため、テープ本数を抑えつつ復元要件を満たせます。
また、6か月前の同一日まで復元可能にするため、保存期間の管理が重要です。

FAQ

Q: 差分バックアップと増分バックアップの違いは何ですか?
A: 差分バックアップは最後のフルバックアップ以降の変更分全てを保存し、増分バックアップは直前のバックアップ以降の変更分のみを保存します。
Q: なぜ差分バックアップは1か月分を1本のテープにまとめるのですか?
A: テープの本数を減らし管理を簡素化するためです。毎日別テープにすると膨大な本数が必要になります。
Q: 6か月前の同一日が存在しない場合の復元はどうなりますか?
A: その月の末日までのデータについて復元可能にします。例:10月31日の場合は4月30日まで復元可能です。

関連キーワード: バックアップ運用、フルバックアップ、差分バックアップ、磁気テープ管理、データ復元
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