応用情報技術者 2020年 秋期 午前2 問31
問題文
無線LANのアクセスポイントやIP電話機などに、LANケーブルを利用して給電も行う仕組みはどれか。
選択肢
ア:PLC
イ:PoE(正解)
ウ:UPS
エ:USB
無線LANのアクセスポイントやIP電話機などに、LANケーブルを利用して給電も行う仕組みはどれか【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:LANケーブルを使ってデータ通信と同時に電力供給を行う仕組みはPoEです。
- 根拠:PoE(Power over Ethernet)はイーサネットケーブル一本で電力とデータを同時に送れる技術で、無線LANアクセスポイントやIP電話機に多用されます。
- 差がつくポイント:PLCは電力線通信、UPSは無停電電源装置、USBは給電可能でもLANケーブルではないため混同しないことが重要です。
正解の理由
イ: PoEは、LANケーブル(イーサネットケーブル)を通じて電力とデータを同時に供給する技術です。無線LANアクセスポイントやIP電話機など、設置場所で電源コンセントが確保しにくい機器に対して、LANケーブル一本で給電できるため配線が簡素化されます。これにより設置の自由度が高まり、管理も容易になるため正解です。
よくある誤解
PLCは電力線を使った通信技術であり、給電とは異なります。UPSは停電時の電源バックアップ装置で給電方法ではありません。USBは給電可能ですが、LANケーブルではないため該当しません。
解法ステップ
- 問題文の「LANケーブルを利用して給電も行う仕組み」に注目する。
- 各選択肢の特徴を整理する。
- PLCは電力線通信、UPSは無停電電源装置、USBは給電可能だがLANケーブルではないと判断。
- PoEはイーサネットケーブルで電力とデータを同時に送る技術であることを確認。
- よって正解はイのPoEと判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア: PLC(Power Line Communication)は電力線を使った通信技術で、給電を目的とした技術ではありません。
- イ: PoEはLANケーブルで電力とデータを同時に送る技術で正解です。
- ウ: UPS(Uninterruptible Power Supply)は停電時に電力を供給する装置で、LANケーブルを使った給電技術ではありません。
- エ: USBは給電可能なインターフェースですが、LANケーブルではないため該当しません。
補足コラム
PoEはIEEE 802.3afや802.3atなどの規格で標準化されており、最大30W以上の電力供給が可能です。これにより無線アクセスポイントやIP電話機だけでなく、監視カメラやIoT機器にも広く利用されています。PoEスイッチやPoEインジェクターを使って既存のネットワークに簡単に導入できる点も特徴です。
FAQ
Q: PoEはどのくらいの距離まで給電できますか?
A: 一般的には最大100メートルのLANケーブル長まで給電可能です。
A: 一般的には最大100メートルのLANケーブル長まで給電可能です。
Q: PoE対応機器でないと給電できませんか?
A: はい、PoE対応機器でないと電力を受け取れません。非対応機器に給電すると故障の原因になります。
A: はい、PoE対応機器でないと電力を受け取れません。非対応機器に給電すると故障の原因になります。
関連キーワード: PoE, LANケーブル、無線LANアクセスポイント、IP電話機、電力供給、IEEE 802.3af, 電源供給技術

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