応用情報技術者 2020年 秋期 午前2 問57
問題文
サービスマネジメントの容量・能力管理における、オンラインシステムの容量・能力の利用の監視についての注意事項のうち、適切なものはどれか。
選択肢
ア:SLAの目標値を監視しきい値に設定し、 しきい値を超過した場合には対策を講ずる。
イ:応答時間や CPU 使用率などの複数の測定項目を定常的に監視する。(正解)
ウ:オンライン時間帯に性能を測定することはサービスレベルの低下につながるので、測定はオフライン時間帯に行う。
エ:容量・能力及びパフォーマンスに関するインシデントを記録する。
サービスマネジメントの容量・能力管理におけるオンラインシステムの利用監視【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:オンラインシステムの容量・能力管理では、応答時間やCPU使用率など複数の指標を定常的に監視することが重要です。
- 根拠:複数の測定項目を継続的に監視することで、システムのパフォーマンス低下や障害の兆候を早期に発見し、適切な対策が可能になります。
- 差がつくポイント:単一指標の監視やオフライン時間帯のみの測定では、実際のサービス品質を正確に把握できず、問題の早期発見が困難になる点に注意が必要です。
正解の理由
イの「応答時間やCPU使用率などの複数の測定項目を定常的に監視する」は、容量・能力管理の基本であり、サービスの安定稼働を支えるために不可欠です。複数の指標を継続的に監視することで、システムの負荷状況や性能劣化をリアルタイムに把握でき、問題発生前に対策を講じることが可能です。
よくある誤解
- SLAの目標値をしきい値に設定するだけでは、実際のシステム状態を詳細に把握できず、早期警戒が難しいです。
- オンライン時間帯の測定がサービス低下につながるというのは誤りで、むしろ実際の稼働状況を反映するために必要です。
解法ステップ
- 容量・能力管理の目的を理解する(システムの安定稼働と性能維持)。
- 監視対象となる指標(応答時間、CPU使用率など)を複数把握する。
- 監視は定常的に行い、リアルタイムで異常を検知できる体制を整える。
- オンライン時間帯の実際の利用状況を反映した測定を行う。
- インシデント記録は重要だが、監視の直接的な注意事項ではないことを理解する。
選択肢別の誤答解説
- ア:SLAの目標値をしきい値に設定するだけでは、詳細な性能監視ができず、問題の早期発見に不十分です。
- イ:正解。複数の指標を定常的に監視し、システムの状態を正確に把握します。
- ウ:オンライン時間帯の測定はサービスレベルの維持に不可欠であり、オフライン時間帯だけの測定は実態を反映しません。
- エ:インシデント記録は重要ですが、監視の注意事項としては直接的ではなく、監視結果の活用段階の話です。
補足コラム
容量・能力管理はITサービスマネジメントの重要なプロセスであり、システムのパフォーマンスを継続的に監視し、将来的なリソース不足を予測して対策を講じることが求められます。監視ツールの導入やアラート設定も効果的な管理手法です。
FAQ
Q: なぜ複数の指標を監視する必要があるのですか?
A: 一つの指標だけではシステム全体の状態を正確に把握できず、複数の指標を組み合わせることで総合的な性能評価が可能になるためです。
A: 一つの指標だけではシステム全体の状態を正確に把握できず、複数の指標を組み合わせることで総合的な性能評価が可能になるためです。
Q: オンライン時間帯の監視はサービスに悪影響を与えませんか?
A: 適切な監視ツールを使えば影響は最小限であり、実際の稼働状況を把握するためにオンライン監視は不可欠です。
A: 適切な監視ツールを使えば影響は最小限であり、実際の稼働状況を把握するためにオンライン監視は不可欠です。
関連キーワード: 容量管理、能力管理、パフォーマンス監視、SLA, ITサービスマネジメント

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