応用情報技術者 2021年 春期 午前2 問08
問題文
次の特徴をもつプログラム言語及び実行環境であって、オープンソースソフトウェアとして提供されているものはどれか。
〔特徴〕
・統計解析や機械学習の分野に適している。
・データ分析、グラフ描画などの、多数のソフトウェアパッケージが提供されている。
・変数自体には型がなく、変数に代入されるオブジェクトの型は実行時に決まる。
選択肢
ア:Go
イ:Kotlin
ウ:R(正解)
エ:Scala
統計解析や機械学習に適したオープンソース言語の選択【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:統計解析や機械学習に特化し、多数のパッケージがあるオープンソース言語は「R」である。
- 根拠:Rは動的型付けで変数の型が実行時に決まり、多彩な統計解析・グラフ描画パッケージを持つ。
- 差がつくポイント:GoやKotlin、Scalaは静的型付けであり、統計解析に特化したパッケージの豊富さやオープンソースの性質が異なる点を押さえる。
正解の理由
選択肢の中で「R」は統計解析や機械学習の分野で広く使われており、CRAN(Comprehensive R Archive Network)を通じて多数のパッケージが提供されています。変数の型は実行時に決まる動的型付け言語であり、オープンソースとして無料で利用可能です。これらの特徴が問題文の条件に完全に合致します。
よくある誤解
GoやScalaも近年機械学習で注目されていますが、統計解析に特化したパッケージの豊富さや動的型付けではRに及びません。Kotlinは主にAndroid開発向けであり、統計解析用途では一般的ではありません。
解法ステップ
- 問題文の特徴を整理する(統計解析・機械学習向き、多数のパッケージ、動的型付け)。
- 各選択肢の言語の特徴を確認する。
- 動的型付けかつ統計解析に強い言語を選ぶ。
- オープンソースであるかを確認する。
- 条件に最も合致する「R」を選択する。
選択肢別の誤答解説
- ア: Go
静的型付け言語であり、主にシステムプログラミング向け。統計解析用パッケージは少なく、動的型付けではない。 - イ: Kotlin
JVM上で動作する静的型付け言語。Android開発に強みがあるが、統計解析向けのパッケージは豊富ではない。 - ウ: R
動的型付けで統計解析・機械学習に特化、多数のパッケージがありオープンソース。 - エ: Scala
JVM上の静的型付け言語で関数型プログラミングに強いが、統計解析用パッケージはRほど豊富でない。
補足コラム
Rは1993年に開発され、統計解析のための言語として世界中で利用されています。CRANには1万以上のパッケージが登録されており、データ分析や可視化、機械学習の分野で強力なツール群を提供しています。動的型付けにより柔軟なデータ操作が可能で、オープンソースであるため研究や教育現場でも広く採用されています。
FAQ
Q: Rはどのような分野で特に使われていますか?
A: 統計解析、データ分析、機械学習、グラフ描画などの分野で広く使われています。
A: 統計解析、データ分析、機械学習、グラフ描画などの分野で広く使われています。
Q: GoやScalaは統計解析に使えますか?
A: 使えますが、Rほどパッケージが充実しておらず、動的型付けでもないため柔軟性に欠けます。
A: 使えますが、Rほどパッケージが充実しておらず、動的型付けでもないため柔軟性に欠けます。
関連キーワード: R言語、統計解析、機械学習、動的型付け、オープンソース、CRAN, データ分析、グラフ描画

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