応用情報技術者 2021年 春期 午前2 問57
問題文
フルバックアップ方式と差分バックアップ方式を用いた運用に関する記述のうち、適切なものはどれか。
選択肢
ア:障害からの復旧時に差分バックアップのデータだけ処理すればよいので、フルバックアップ方式に比べ、差分バックアップ方式は復旧時間が短い。
イ:フルバックアップのデータで復元した後に、差分バックアップのデータを反映させて復旧する。(正解)
ウ:フルバックアップ方式と差分バックアップ方式を併用して運用することはできない。
エ:フルバックアップ方式に比べ、差分バックアップ方式はバックアップに要する時間が長い。
フルバックアップ方式と差分バックアップ方式の運用に関する問題【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:フルバックアップ後に差分バックアップを適用して復旧する運用が正しい方法です。
- 根拠:差分バックアップはフルバックアップ以降の変更分のみを保存し、復旧時はフルバックアップと最新の差分バックアップが必要です。
- 差がつくポイント:復旧時間やバックアップ時間の違い、運用の可否を正確に理解しているかが合否を分けます。
正解の理由
イは「フルバックアップのデータで復元した後に、差分バックアップのデータを反映させて復旧する」と述べています。これは差分バックアップの基本的な復旧手順であり、フルバックアップ単独では最新状態に戻せないため、差分バックアップの適用が必須です。したがって正解です。
よくある誤解
差分バックアップは復旧が速いと誤解されがちですが、実際はフルバックアップと差分バックアップの両方を使うため、復旧時間はフルバックアップ単独より長くなることもあります。
解法ステップ
- フルバックアップ方式と差分バックアップ方式の特徴を確認する。
- 復旧時の手順をイメージし、どのデータが必要かを考える。
- 選択肢の記述が実際の運用と合致しているかを検証する。
- 誤った理解(復旧時間や運用の可否)を含む選択肢を除外する。
- 正しい復旧手順を示す選択肢を選ぶ。
選択肢別の誤答解説
- ア:差分バックアップはフルバックアップ後の変更分のみを保存するため、復旧時はフルバックアップも必要であり、差分だけでは復旧できません。
- イ:正解。フルバックアップで復元後、差分バックアップを適用して最新状態に戻します。
- ウ:フルバックアップと差分バックアップは併用可能であり、効率的なバックアップ運用に用いられます。
- エ:差分バックアップは変更分のみを保存するため、フルバックアップよりバックアップに要する時間は短いのが一般的です。
補足コラム
差分バックアップはフルバックアップ以降の変更分をまとめて保存するため、バックアップ時間は増加しますが、復旧時はフルバックアップと最新の差分バックアップだけで済みます。一方、増分バックアップは変更分を細かく保存するため、復旧時に複数の増分バックアップを適用する必要があり、復旧時間が長くなる傾向があります。
FAQ
Q: 差分バックアップと増分バックアップの違いは何ですか?
A: 差分バックアップはフルバックアップ以降の全変更分をまとめて保存し、増分バックアップは直前のバックアップ以降の変更分だけを保存します。
A: 差分バックアップはフルバックアップ以降の全変更分をまとめて保存し、増分バックアップは直前のバックアップ以降の変更分だけを保存します。
Q: フルバックアップは毎回行うべきですか?
A: フルバックアップは定期的に行い、その間は差分や増分バックアップで効率的に運用するのが一般的です。
A: フルバックアップは定期的に行い、その間は差分や増分バックアップで効率的に運用するのが一般的です。
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