応用情報技術者 2021年 春期 午前2 問56
問題文
ITIL 2011 editionによれば、サービス・ポートフォリオの説明のうち、適切なものはどれか。
選択肢
ア:サービス・プロバイダの約束事項と投資を表すものであって、サービス・プロバイダによって管理されている “検討中か開発中”、“稼働中か展開可能” 及び “廃止済み”の全てのサービスが含まれる。(正解)
イ:サービスの販売と提供の支援に使用され、顧客に公開されるものであって、“検討中か開発中” と “廃止済み”のサービスは含まれず、“稼働中か展開可能”のサービスだけが含まれる。
ウ:投資の機会と実現される価値を含むものであって、“廃止済み”のサービスは含まれず、“検討中か開発中”のサービスと “稼働中か展開可能”のサービスが含まれる。
エ:どのようなサービスが提供できたのか、実力を示すものであって、“検討中か開発中”のサービスは含まれず、“稼働中か展開可能”のサービスと “廃止済み”のサービスが含まれる。
ITIL 2011 edition サービス・ポートフォリオの説明【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:サービス・ポートフォリオは、サービス・プロバイダが管理する全てのサービス(検討中、稼働中、廃止済み)を含む。
- 根拠:ITIL 2011 editionでは、サービス・ポートフォリオはサービスのライフサイクル全体を管理し、投資や約束事項を示すための包括的な管理ツールと定義されている。
- 差がつくポイント:サービス・ポートフォリオとサービス・カタログの違いを理解し、特に「検討中」「廃止済み」サービスも含む点を押さえることが重要。
正解の理由
アは、サービス・ポートフォリオの定義に忠実であり、サービス・プロバイダが管理する「検討中か開発中」「稼働中か展開可能」「廃止済み」の全てのサービスを含むと明記しています。これはITIL 2011 editionの公式定義と一致し、サービスの全ライフサイクルを網羅しているため正解です。
よくある誤解
サービス・ポートフォリオは「稼働中のサービスだけ」を管理すると誤解されがちですが、実際には開発中や廃止済みのサービスも含みます。これを理解しないと選択肢イやウ、エを誤って選びやすいです。
解法ステップ
- サービス・ポートフォリオの定義を確認する
- 「検討中」「稼働中」「廃止済み」のサービスの扱いを整理する
- サービス・カタログとの違いを理解し、公開されているサービスだけではないことを認識する
- 選択肢の文言を比較し、全てのサービスを含むものを選ぶ
選択肢別の誤答解説
- イ:サービス・カタログの説明に近く、「検討中」や「廃止済み」のサービスを含まないため誤り。
- ウ:「廃止済み」サービスを含まない点が誤り。サービス・ポートフォリオは廃止済みも管理対象。
- エ:「検討中」サービスを含まないため誤り。サービス・ポートフォリオは検討中も含む。
補足コラム
サービス・ポートフォリオはITサービス管理の中核であり、サービスの価値や投資判断を支える重要な資料です。これに対し、サービス・カタログは顧客に公開される「稼働中」のサービスのみを記載し、実際のサービス提供に直結しています。両者の違いを理解することがITILの理解を深める鍵です。
FAQ
Q: サービス・ポートフォリオに含まれる「検討中」サービスとは何ですか?
A: まだ提供開始前で開発や検討段階にあるサービスで、将来の投資や価値創出の対象となります。
A: まだ提供開始前で開発や検討段階にあるサービスで、将来の投資や価値創出の対象となります。
Q: サービス・カタログとサービス・ポートフォリオはどう違いますか?
A: サービス・カタログは顧客に公開される稼働中サービスのみを含み、サービス・ポートフォリオは全てのサービスライフサイクルを管理します。
A: サービス・カタログは顧客に公開される稼働中サービスのみを含み、サービス・ポートフォリオは全てのサービスライフサイクルを管理します。
関連キーワード: ITIL, サービス・ポートフォリオ、サービス管理、サービスライフサイクル、サービス・カタログ

\ せっかくなら /
応用情報技術者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!

