応用情報技術者 2022年 秋期 午前2 問71
問題文
ファブレスの特徴を説明したものはどれか。
選択肢
ア:1人又は数人が全工程を担当する生産方式であり、 作業内容を変えるだけで生産品目を変更することができ、 多品種少量生産への対応が容易である。
イ:後工程から、部品納入の時期、 数量を示した作業指示書を前工程に渡して部品供給を受ける仕組みであり、 在庫を圧縮することができる。
ウ:生産設備である工場をもたないので、 固定費を圧縮することができ、 需給変動などにも迅速に対応可能であり、企画・開発に注力することができる。(正解)
エ:生産設備をもたない企業から製造を請け負う事業者・生産形態のことであり、効率の良い設備運営や高度な研究開発を行うことができる。
ファブレスの特徴を説明したものはどれか【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:ファブレスは自社で生産設備を持たず、企画・開発に注力し固定費を圧縮できる形態です。
- 根拠:工場を持たないため設備投資や維持費が不要で、需給変動にも柔軟に対応可能です。
- 差がつくポイント:製造を外部に委託する点と、企画・開発に経営資源を集中できる点を正確に理解しましょう。
正解の理由
選択肢ウは「生産設備である工場をもたない」「固定費を圧縮」「需給変動に迅速対応」「企画・開発に注力」とファブレスの本質を的確に表現しています。ファブレス企業は製造を外部委託し、自社は設計やマーケティングに特化するため、設備投資負担がなく経営の柔軟性が高いのが特徴です。
よくある誤解
ファブレスは単に「製造を外注すること」だけでなく、「生産設備を持たないことで固定費削減と経営資源の集中を実現する形態」と理解する必要があります。
解法ステップ
- ファブレスの定義を確認する(工場を持たず製造を外注する形態)
- 選択肢の内容がこの定義に合致しているかを検証する
- 固定費削減や企画・開発への注力が言及されているかを確認する
- 他の選択肢がファブレスの特徴と異なる点を見極める
- 最も正確に説明している選択肢を選ぶ
選択肢別の誤答解説
- ア:多品種少量生産や作業者の担当範囲の話であり、ファブレスの特徴とは異なります。
- イ:部品供給の仕組み(ジャストインタイム)に関する説明で、ファブレスの定義ではありません。
- ウ:正解。ファブレスの本質を正しく説明しています。
- エ:製造を請け負う事業者(EMSなど)を指しており、ファブレス企業の説明ではありません。
補足コラム
ファブレス企業は半導体や電子機器業界で多く見られます。設計や開発に特化し、製造はEMS(電子機器製造サービス)企業に委託することで、資本効率を高めています。これにより市場変動に柔軟に対応できるのが強みです。
FAQ
Q: ファブレス企業は製造を全く行わないのですか?
A: はい。自社で生産設備を持たず、製造は外部委託します。
A: はい。自社で生産設備を持たず、製造は外部委託します。
Q: ファブレスとOEMの違いは何ですか?
A: ファブレスは設計・企画に特化し製造を委託する企業形態、OEMは他社ブランドの製品を製造する形態です。
A: ファブレスは設計・企画に特化し製造を委託する企業形態、OEMは他社ブランドの製品を製造する形態です。
関連キーワード: ファブレス、固定費圧縮、製造委託、企画開発、需給変動対応

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