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応用情報技術者 2022年 春期 午前239


問題文

メッセージの送受信における署名鍵の使用に関する記述のうち、適切なものはどれか。

選択肢

送信者が送信者の署名鍵を使ってメッセージに対する署名を作成し、メッセージに付加することによって、受信者が送信者による署名であることを確認できるようになる。(正解)
送信者が送信者の署名鍵を使ってメッセージを暗号化することによって、受信者が受信者の署名鍵を使って暗号文を元のメッセージに戻すことができるようになる。
送信者が送信者の署名鍵を使ってメッセージを暗号化することによって、メッセージの内容が関係者以外に分からないようになる。
送信者がメッセージに固定文字列を付加し、更に送信者の署名鍵を使って暗号化することによって、受信者がメッセージの改ざん部位を特定できるようになる。

メッセージの送受信における署名鍵の使用に関する記述【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:署名鍵は送信者が署名を作成し、受信者が送信者の正当性を検証するために使う鍵です。
  • 根拠:署名鍵は秘密鍵であり、送信者だけが署名を作成でき、受信者は公開鍵で検証します。
  • 差がつくポイント:署名鍵は暗号化に使う鍵ではなく、メッセージの真正性と改ざん検知に使う点を理解することが重要です。

正解の理由

は「送信者が送信者の署名鍵(秘密鍵)を使って署名を作成し、受信者が送信者の公開鍵で署名を検証できる」という署名の基本原理を正しく説明しています。これにより、受信者はメッセージが送信者本人によるものであることを確認できます。

よくある誤解

署名鍵を使ってメッセージを暗号化するという誤解がありますが、署名鍵は暗号化ではなく署名作成に使います。暗号化は通常、受信者の公開鍵を使います。

解法ステップ

  1. 署名鍵は秘密鍵であることを確認する。
  2. 署名はメッセージのハッシュ値に秘密鍵で署名を付加する処理であることを理解する。
  3. 受信者は送信者の公開鍵で署名を検証し、送信者の正当性を確認する。
  4. 選択肢の説明がこの流れに合致しているかを判断する。

選択肢別の誤答解説

  • イ:送信者の署名鍵で暗号化し、受信者の署名鍵で復号するという説明は誤り。暗号化は受信者の公開鍵で行い、復号は受信者の秘密鍵で行う。
  • ウ:署名鍵で暗号化しても内容の秘匿はできない。署名鍵は暗号化用ではなく署名用。
  • エ:署名鍵で暗号化して改ざん部位を特定できるという説明は誤り。改ざん検知は署名検証で行うが、改ざん箇所の特定はできない。

補足コラム

電子署名はメッセージの改ざん検知と送信者認証を目的としています。署名はメッセージのハッシュ値に秘密鍵で署名を付けるため、改ざんがあれば検証に失敗します。暗号化は機密性を保つために別途行います。

FAQ

Q: 署名鍵と暗号化鍵は同じですか?
A: いいえ。署名鍵は秘密鍵で署名作成に使い、暗号化は受信者の公開鍵で行います。
Q: 署名によってメッセージの内容は隠せますか?
A: いいえ。署名は内容の秘匿ではなく、改ざん検知と送信者認証が目的です。

関連キーワード: 電子署名、秘密鍵、公開鍵、メッセージ認証、改ざん検知、暗号化
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