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応用情報技術者 2022年 春期 午前2 問40


問題文

Webブラウザのcookieに関する設定と、それによって期待される効果の記述のうち、最も適切なものはどれか。

選択肢

ア:サードパーティcookieをブロックする設定によって、当該Webブラウザが閲覧したWebサイトのコンテンツのキャッシュが保持されなくなり、閲覧したコンテンツが当該Webブラウザのほかの利用者に知られないようになる。
イ:サードパーティcookieをブロックする設定によって、当該Webブラウザが複数のWebサイトを閲覧したときにトラッキングされないようになる。(正解)
ウ:ファーストパーティcookieを承諾する設定によって、当該WebブラウザがWebサイトの改ざんをcookieのハッシュ値を用いて検知できるようになる。
エ:ファーストパーティcookieを承諾する設定によって、当該Webブラウザがデジタル証明書の失効情報を入手でき、閲覧中のWebサイトのデジタル証明書の有効性を確認できるようになる。

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サードパーティCookieのブロック効果【午前2解説】

正解の理由

イは、サードパーティcookieをブロックすることで、複数のWebサイトを横断したユーザーの行動追跡(トラッキング)を防止できると正しく説明しています。サードパーティcookieは広告配信や行動解析に使われるため、これを拒否する設定はプライバシー保護に直結します。

解法ステップ

  1. cookieの種類(ファーストパーティ・サードパーティ)を理解する。
  2. サードパーティcookieの主な用途がトラッキングであることを確認する。
  3. 各選択肢の説明がcookieの機能やブラウザ設定の効果と合致しているか検証する。
  4. 誤った説明を除外し、正しい効果を述べている選択肢を選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア:サードパーティcookieのブロックはキャッシュの保持には影響しません。キャッシュはブラウザの別機能です。
  • イ:正解。サードパーティcookieのブロックでトラッキング防止が可能です。
  • ウ:ファーストパーティcookieは改ざん検知に使われません。改ざん検知は別の技術(デジタル署名など)です。
  • エ:デジタル証明書の失効情報はOCSPやCRLで確認し、cookieとは無関係です。

よくある誤解

  • サードパーティcookieのブロックがキャッシュの保持に影響すると思われがちですが、キャッシュはcookieとは別の仕組みです。
  • ファーストパーティcookieでWebサイトの改ざん検知や証明書の有効性確認はできません。

補足コラム

cookieはWebブラウザがWebサイトから受け取り保存する小さなデータで、ユーザー識別やセッション管理に使われます。ファーストパーティcookieは訪問したサイト自身が発行し、サードパーティcookieは広告会社など第三者が発行します。近年はプライバシー保護の観点からサードパーティcookieの制限が強化されています。

FAQ

Q: サードパーティcookieをブロックすると、すべてのcookieが無効になりますか?
A: いいえ。ファーストパーティcookieは通常通り利用可能で、サイトの基本機能に影響しません。
Q: cookieとキャッシュは同じものですか?
A: いいえ。cookieはユーザー情報の保存、キャッシュはWebページのデータ保存で役割が異なります。

関連キーワード: サードパーティcookie, ファーストパーティcookie, トラッキング防止、Webブラウザ設定、プライバシー保護
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