戦国IT - 情報処理技術者試験の過去問対策サイト
お知らせお問い合わせ料金プラン

応用情報技術者 2023年 春期 午前203


問題文

AIにおける機械学習で,2クラス分類モデルの評価方法として用いられるROC曲線の説明として、適切なものはどれか。

選択肢

真陽性率と偽陽性率の関係を示す曲線である。(正解)
真陽性率と適合率の関係を示す曲線である。
正解率と適合率の関係を示す曲線である。
適合率と偽陽性率の関係を示す曲線である。

ROC曲線の説明【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:ROC曲線は真陽性率と偽陽性率の関係を示す曲線であり、分類モデルの性能評価に用いられます。
  • 根拠:真陽性率(感度)と偽陽性率を閾値ごとにプロットし、モデルの識別能力を視覚的に評価できるためです。
  • 差がつくポイント:ROC曲線と混同しやすい適合率や正解率との違いを理解し、正確に用語を区別することが重要です。

正解の理由

ア: 真陽性率と偽陽性率の関係を示す曲線である。が正解です。ROC曲線は、分類モデルの閾値を変化させたときの真陽性率(TPR)と偽陽性率(FPR)をプロットしたもので、モデルの性能を総合的に評価できます。これにより、誤分類のリスクと検出率のバランスを視覚的に把握可能です。

よくある誤解

ROC曲線は適合率や正解率の関係を示すものではありません。適合率は陽性と予測した中で正しい割合を示し、ROC曲線とは異なる評価指標です。

解法ステップ

  1. ROC曲線の定義を確認する(真陽性率と偽陽性率の関係)。
  2. 選択肢の用語を整理し、真陽性率・偽陽性率・適合率・正解率の意味を理解する。
  3. 各選択肢が示す指標の組み合わせを比較し、ROC曲線の定義に合致するものを選ぶ。
  4. 適合率や正解率を含む選択肢はROC曲線の説明として不適切と判断する。

選択肢別の誤答解説

  • イ: 真陽性率と適合率の関係はROC曲線ではなく、Precision-Recall曲線の説明に近いです。
  • ウ: 正解率と適合率の関係はROC曲線とは無関係で、混同しやすい誤りです。
  • エ: 適合率と偽陽性率の関係もROC曲線の定義に合致しません。

補足コラム

ROC曲線の下の面積(AUC: Area Under the Curve)はモデルの識別能力を数値化した指標で、1に近いほど性能が良いとされます。特にクラス不均衡問題においては、ROC曲線とPrecision-Recall曲線の使い分けが重要です。

FAQ

Q: ROC曲線とPrecision-Recall曲線の違いは何ですか?
A: ROC曲線は真陽性率と偽陽性率の関係を示し、Precision-Recall曲線は適合率と再現率(真陽性率)を示します。クラス不均衡時はPrecision-Recall曲線が有効です。
Q: 偽陽性率とは何ですか?
A: 偽陽性率は、実際は陰性であるものを誤って陽性と判定した割合を指します。で計算されます。

関連キーワード: ROC曲線、真陽性率、偽陽性率、機械学習、2クラス分類、AUC, Precision-Recall曲線
← 前の問題へ次の問題へ →
戦国ITクイズ機能

\ せっかくなら /

応用情報技術者
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する

すぐに利用可能!

©︎2026 情報処理技術者試験対策アプリ

このサイトについてプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について