応用情報技術者 2023年 春期 午前2 問34
問題文
IPネットワークのプロトコルのうち,OSI基本参照モデルのトランスポート層に位置するものはどれか。
選択肢
ア:HTTP
イ:ICMP
ウ:SMTP
エ:UDP(正解)
IPネットワークのプロトコルのうち,OSI基本参照モデルのトランスポート層に位置するものはどれか。【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:UDPはOSI基本参照モデルのトランスポート層に位置するプロトコルです。
- 根拠:トランスポート層は通信の信頼性やデータの分割・再構築を担当し、UDPはコネクションレス型のトランスポート層プロトコルです。
- 差がつくポイント:HTTPやSMTPはアプリケーション層、ICMPはネットワーク層のプロトコルであり、層の役割を正確に理解することが重要です。
正解の理由
UDP(User Datagram Protocol)はOSI基本参照モデルの第4層であるトランスポート層に属し、データの送受信を行います。UDPはコネクションレス型で、信頼性は低いものの高速な通信を実現します。一方、HTTPやSMTPはアプリケーション層(第7層)、ICMPはネットワーク層(第3層)に位置するため、トランスポート層のプロトコルとしては該当しません。
よくある誤解
HTTPやSMTPをトランスポート層のプロトコルと誤認しやすいですが、これらはアプリケーション層のプロトコルです。ICMPはネットワーク層の制御メッセージ用プロトコルであり、トランスポート層ではありません。
解法ステップ
- OSI基本参照モデルの7層を理解する(物理層からアプリケーション層まで)。
- 各層の役割と代表的なプロトコルを確認する。
- 問題の選択肢をそれぞれの層に分類する。
- トランスポート層に該当するプロトコルを選ぶ。
- UDPがトランスポート層のプロトコルであることを確認し、正解とする。
選択肢別の誤答解説
- ア: HTTPはアプリケーション層のプロトコルで、Web通信に使われます。
- イ: ICMPはネットワーク層の制御メッセージ用プロトコルで、エラーメッセージや診断に用いられます。
- ウ: SMTPはメール送信のためのアプリケーション層プロトコルです。
- エ: UDPはトランスポート層のプロトコルで、コネクションレス通信を提供します。
補足コラム
トランスポート層にはUDPのほかにTCP(Transmission Control Protocol)もあります。TCPはコネクション型で信頼性の高い通信を提供し、UDPは高速で軽量な通信を実現します。用途に応じて使い分けられています。
FAQ
Q: UDPとTCPの違いは何ですか?
A: TCPはコネクション型で信頼性が高く、データの順序や再送制御を行います。UDPはコネクションレス型で高速ですが信頼性は低いです。
A: TCPはコネクション型で信頼性が高く、データの順序や再送制御を行います。UDPはコネクションレス型で高速ですが信頼性は低いです。
Q: ICMPはどの層のプロトコルですか?
A: ICMPはネットワーク層のプロトコルで、エラーメッセージやネットワーク診断に使われます。
A: ICMPはネットワーク層のプロトコルで、エラーメッセージやネットワーク診断に使われます。
関連キーワード: OSI基本参照モデル、トランスポート層、UDP, TCP, HTTP, SMTP, ICMP

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