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応用情報技術者 2023年 春期 午前244


問題文

スパムメール対策として、サブミッションポート(ポート番号587)を導入する目的はどれか。

選択肢

DNSサーバにSPFレコードを問い合わせる。
DNSサーバに登録されている公開鍵を使用して、デジタル署名を検証する。
POP before SMTPを使用して、メール送信者を認証する。
SMTP-AUTHを使用して、メール送信者を認証する。(正解)

スパムメール対策としてサブミッションポート(ポート番号587)を導入する目的【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:サブミッションポート587はSMTP-AUTHによるメール送信者認証を目的として導入されます。
  • 根拠:SMTPの標準ポート25は主にメール転送に使われ、送信者認証機能がないためスパム対策に不十分です。
  • 差がつくポイント:SMTP-AUTHを使うことで送信者の正当性を確認し、不正なメール送信を防止できる点が重要です。

正解の理由

サブミッションポート587は、メールクライアントがメールサーバにメールを送信する際に使うポートで、SMTP-AUTH(SMTP認証)を利用して送信者を認証します。これにより、なりすましや不正送信を防ぎ、スパムメール対策に効果的です。選択肢エはこの認証機能を正しく説明しているため正解です。

よくある誤解

ポート番号25はメール転送に使われるため、送信者認証が不要と思われがちですが、実際は認証機能がなくスパム対策には不十分です。SMTP-AUTHは587ポートでの認証を指します。

解法ステップ

  1. ポート番号の役割を理解する(25はメール転送、587はメール送信認証用)。
  2. スパムメール対策に必要な機能は送信者認証であることを確認。
  3. SMTP-AUTHが送信者認証の標準技術であることを知る。
  4. 選択肢の内容とポート番号の役割を照合し、正しい組み合わせを選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: SPFレコードは送信元ドメインの正当性をDNSで確認する技術で、ポート587の導入目的ではありません。
  • イ: 公開鍵を使ったデジタル署名検証はDKIMなどの技術であり、ポート587の役割とは異なります。
  • ウ: POP before SMTPは古い認証方式であり、現在はSMTP-AUTHが主流で、ポート587の導入目的ではありません。
  • エ: SMTP-AUTHを使い、送信者を認証するためにサブミッションポート587が導入されるため正解です。

補足コラム

SMTP-AUTHはメール送信時にユーザー名とパスワードで認証を行い、不正なメール送信を防止します。これにより、スパムメールの送信元を特定しやすくなり、メールサーバの信頼性向上に寄与します。ポート587はRFC 6409で正式にサブミッションポートとして定義されています。

FAQ

Q: なぜポート25ではなくポート587を使うのですか?
A: ポート25はメールサーバ間の転送用で認証機能がなく、ポート587はクライアントからの送信認証用に設計されているためです。
Q: SMTP-AUTHはどのようにスパム対策になるのですか?
A: 送信者を認証することで、なりすましや不正送信を防ぎ、スパムメールの発信を抑制します。

関連キーワード: SMTP-AUTH, サブミッションポート、ポート番号587, スパムメール対策、メール送信認証
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