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応用情報技術者 2024年 秋期 午前214


問題文

稼働率が等しい装置Xを直列や並列に組み合わせたとき、システム全体の稼働率を高い順に並べたものはどれか。ここで、装置 Xの稼働率は0よりも大きく未満である。
応用情報技術者 2024年 秋期 午前2 問14の問題画像

選択肢

A, B, C
A, C, B(正解)
C, A, B
C, B, A

稼働率が等しい装置Xを直列や並列に組み合わせたときのシステム全体の稼働率の高い順【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:並列構成のシステムは直列構成よりも稼働率が高くなるため、A > C > B の順で稼働率が高いです。
  • 根拠:直列は全素子が正常稼働しなければならず、並列はどれか一つが正常なら稼働するため、並列の方が信頼性が高いです。
  • 差がつくポイント:複雑な混合構成(直列+並列)では、直列部分の影響が大きく稼働率が下がることを理解することが重要です。

正解の理由

  • 図Aは単純な並列構成で、装置Xが2つ並列に配置されているため、システム全体の稼働率は高い。
  • 図Cは各枝に直列2台の装置Xがあり、枝自体は並列だが直列部分があるため、図Aより稼働率は低い。
  • 図Bは最初に直列で1台、その後に並列2台がある構成で、直列部分があるため最も稼働率が低くなる。
  • よって、稼働率の高い順は A > C > B であり、選択肢イが正解です。

よくある誤解

  • 並列構成は単純に装置数が多いから稼働率が高いと誤解しがちですが、直列部分の影響を見落とすと誤答します。
  • 直列構成は信頼性が低いことを理解せず、単純に装置数で判断するのも誤りです。

解法ステップ

  1. 各図の構成を直列・並列の組み合わせで分解する。
  2. 装置Xの稼働率を)と仮定する。
  3. 並列構成の稼働率は は並列台数)で計算。
  4. 直列構成の稼働率は は直列台数)で計算。
  5. 図Aは並列2台:、図Cは並列2枝それぞれ直列2台:、図Bは直列1台+並列2台:
  6. これらの値を比較し、大小関係を導く。

選択肢別の誤答解説

  • ア: A, B, C
    図Bの直列部分の影響を過小評価し、図Bの稼働率を過大評価している。
  • イ: A, C, B
    正解。並列の信頼性向上効果と直列の信頼性低下を正しく理解している。
  • ウ: C, A, B
    図Cの直列部分の影響を過小評価し、図Aより稼働率が高いと誤認。
  • エ: C, B, A
    並列構成の信頼性向上効果を無視し、図Aの稼働率を最も低いと誤判断。

補足コラム

システムの稼働率は信頼性工学の基本概念であり、直列構成は「弱い部分が全体を決める」ため信頼性が低くなります。一方、並列構成は冗長性を持たせることで故障耐性が向上し、システム全体の稼働率を高めます。複雑な構成では、直列・並列の組み合わせを正確に理解し、数式で計算することが重要です。

FAQ

Q: なぜ並列構成は稼働率が高くなるのですか?
A: 並列構成は複数の装置が同時に動作しており、どれか一つが正常ならシステムが稼働するため、故障耐性が高くなります。
Q: 直列構成の稼働率はどう計算しますか?
A: 直列構成は全ての装置が正常である必要があるため、各装置の稼働率の積で計算します。例えば2台なら です。

関連キーワード: 稼働率、直列構成、並列構成、信頼性工学、システム設計、冗長性
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