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応用情報技術者 2024年 春期 午前232


問題文

ルータを冗長化するために用いられるプロトコルはどれか。

選択肢

PPP
RARP
SNMP
VRRP(正解)

ルータを冗長化するために用いられるプロトコルはどれか。【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:ルータの冗長化にはVRRPが用いられ、ネットワークの可用性を高める役割を果たします。
  • 根拠:VRRPは複数のルータ間で仮想ルータを構成し、故障時に自動的にバックアップルータへ切り替えます。
  • 差がつくポイント:PPPやRARP、SNMPはそれぞれ通信確立やアドレス解決、管理用プロトコルであり、冗長化とは目的が異なります。

正解の理由

エのVRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)は、複数のルータで仮想ルータを形成し、プライマリルータが故障した際にバックアップルータが自動的に引き継ぐことでネットワークの冗長化を実現します。これにより、ルータの単一障害点を排除し、通信の継続性を確保します。

よくある誤解

PPPはポイントツーポイント接続の確立に使われるため、冗長化とは直接関係ありません。RARPはMACアドレスからIPアドレスを取得する古いプロトコルで、冗長化機能はありません。

解法ステップ

  1. 問題文の「ルータの冗長化」に注目する。
  2. 各選択肢のプロトコルの役割を思い出す。
  3. 冗長化に関連するプロトコルはVRRPであることを確認する。
  4. 他の選択肢は冗長化とは無関係であることを理解する。
  5. 正解はエのVRRPと判断する。

選択肢別の誤答解説

  • ア: PPPはポイントツーポイント接続の確立や認証に用いられ、冗長化機能は持ちません。
  • イ: RARPはMACアドレスからIPアドレスを取得するプロトコルで、冗長化とは無関係です。
  • ウ: SNMPはネットワーク機器の監視・管理用プロトコルであり、冗長化機能はありません。
  • エ: VRRPはルータの冗長化を実現するためのプロトコルで、正解です。

補足コラム

VRRPはRFC 5798で規定されており、複数のルータが仮想IPアドレスを共有して、プライマリルータがダウンした場合に自動的にバックアップルータが引き継ぎます。これにより、ネットワークの信頼性が向上し、サービス停止を防ぎます。類似のプロトコルにHSRP(Cisco独自)やGLBPがあります。

FAQ

Q: VRRPはどの層のプロトコルですか?
A: VRRPはネットワーク層(第3層)で動作し、ルータ間の冗長化を実現します。
Q: PPPはどのような場面で使われますか?
A: PPPは主に電話回線や専用線などのポイントツーポイント接続でリンク確立や認証に使われます。

関連キーワード: VRRP, ルータ冗長化、ネットワーク可用性、冗長化プロトコル、ルータ冗長化技術
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