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応用情報技術者 2024年 春期 午前246


問題文

モジュール結合度に関する記述のうち、適切なものはどれか。

選択肢

あるモジュールがCALL命令を使用せずにJUMP命令でほかのモジュールを呼び出すとき、このモジュール間の関係は、外部結合である。
実行する機能や論理を決定するために引数を受け渡すとき、このモジュール間の関係は、内容結合である。
大域的な単一のデータ項目を参照するモジュール間の関係は、制御結合である。
大域的なデータを参照するモジュール間の関係は、共通結合である。(正解)

モジュール結合度に関する問題【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:大域的なデータを参照するモジュール間の結合度は「共通結合」である。
  • 根拠:共通結合は複数モジュールが同じ大域データを共有する形態で、結合度の分類の一つである。
  • 差がつくポイント:結合度の種類ごとの特徴を正確に理解し、引数の受け渡しや制御の方法と結びつけて区別できること。

正解の理由

選択肢エは「大域的なデータを参照するモジュール間の関係は共通結合である」と述べています。
共通結合は複数のモジュールが同じ大域変数や共通領域を参照する結合形態であり、モジュール間の依存度が中程度に高い状態を指します。
この定義はソフトウェア工学のモジュール設計における結合度の分類に準拠しており、正しい記述です。

よくある誤解

  • JUMP命令での呼び出しは「外部結合」ではなく「内容結合」に近い。
  • 引数の受け渡しは「制御結合」や「スタンプ結合」であり、「内容結合」ではない。
  • 大域的な単一データ参照は「共通結合」であり、「制御結合」ではない。

解法ステップ

  1. モジュール結合度の種類を復習する(内容結合、制御結合、共通結合、外部結合など)。
  2. 各選択肢の記述を結合度の定義と照合する。
  3. 大域的なデータ参照が共通結合であることを確認する。
  4. 他の選択肢の誤りを理解し、正解を絞り込む。

選択肢別の誤答解説

  • ア: JUMP命令での呼び出しは内容結合に近く、外部結合とは異なる。
  • イ: 引数の受け渡しは制御結合やスタンプ結合であり、内容結合ではない。
  • ウ: 大域的な単一データ参照は共通結合であり、制御結合とは異なる。
  • エ: 大域的なデータを参照するモジュール間の関係は共通結合であるため正解。

補足コラム

モジュール結合度はソフトウェアの保守性や再利用性に大きく影響します。
結合度が低いほどモジュール間の依存が少なく、変更の影響範囲が限定されます。
共通結合は大域変数の共有により結合度が中程度であり、過度の使用は避けるべきです。

FAQ

Q: 共通結合と内容結合の違いは何ですか?
A: 共通結合は複数モジュールが同じ大域データを共有する形態で、内容結合は一方のモジュールが他方の内部処理を直接操作する結合です。
Q: 制御結合とはどのような結合ですか?
A: 制御結合はモジュールが他のモジュールの動作を制御するために制御情報(フラグなど)を渡す結合形態です。

関連キーワード: モジュール結合度、共通結合、内容結合、制御結合、ソフトウェア設計、大域変数
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