応用情報技術者 2024年 春期 午前2 問47
問題文
ソフトウェア信頼度成長モデルの一つであって、テスト工程においてバグが収束したと判定する根拠の一つとして使用するゴンペルツ曲線はどれか。

選択肢
ア:
イ:
ウ:(正解)
エ:
ソフトウェア信頼度成長モデルの一つであって、テスト工程においてバグが収束したと判定する根拠の一つとして使用するゴンペルツ曲線【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:ゴンペルツ曲線はS字型の成長曲線で、初期は緩やかに誤り検出が増え、中盤で急増し、後半は平坦化してバグ収束を示します。
- 根拠:ソフトウェア信頼度成長モデルはテスト中のバグ検出数の累積推移を表し、ゴンペルツ曲線は特にバグ収束の判断に適したS字曲線を描きます。
- 差がつくポイント:曲線の形状(S字型かどうか)とバグ検出数の増減傾向を正確に理解し、他の単調増加や凸凹の曲線と区別できることが重要です。
正解の理由
選択肢ウは、横軸にテスト項目消化数、縦軸に累積誤り検出数をとり、初期は緩やかに増加し中盤で急激に増え、後半は傾きが緩やかになり水平に近づくS字(シグモイド)形状の曲線を示しています。これはゴンペルツ曲線の特徴そのものであり、バグ検出の増加が収束に向かう様子を表現しています。したがって、バグ収束の根拠として用いるのに最適なモデルです。
よくある誤解
ゴンペルツ曲線を単なる凸型や直線的な増加曲線と混同しやすいですが、バグ収束を示すためにはS字型の成長曲線であることが必須です。単調増加や凹型では収束の判断ができません。
解法ステップ
- 問題文から「ゴンペルツ曲線」と「バグ収束の根拠」をキーワードとして抽出する。
- 各選択肢のグラフ形状を確認し、ゴンペルツ曲線の特徴であるS字型かどうかを判別する。
- S字型の曲線は初期の緩やかな増加、中盤の急増、後半の平坦化を示すことを理解する。
- これに該当する選択肢を正解とする。
選択肢別の誤答解説
- ア:凸型の曲線で初期から徐々に加速する形状。ゴンペルツ曲線のS字型とは異なり、バグ収束の判断には不適。
- イ:直線的に増加するグラフで、バグ検出が一定の割合で進むことを示すが、収束の兆候は示さない。
- ウ:S字型のゴンペルツ曲線で、バグ検出数の増加が収束に向かう様子を正確に表現。
- エ:凹型の曲線で初期に急増し後半に緩やかになるが、ゴンペルツ曲線の特徴的なS字型とは異なる。
補足コラム
ゴンペルツ曲線はもともと生物の成長や人口増加のモデルとして使われてきたシグモイド曲線の一種で、ソフトウェア信頼度成長モデルに応用されています。テスト工程でのバグ検出数の累積推移をこの曲線で表すことで、バグがほぼ検出され尽くしたかどうかを判断し、リリース判断の重要な指標となります。
FAQ
Q: ゴンペルツ曲線とロジスティック曲線の違いは何ですか?
A: 両者ともS字型のシグモイド曲線ですが、ゴンペルツ曲線は成長の初期がより緩やかで、後半の収束が滑らかに進む特徴があります。
A: 両者ともS字型のシグモイド曲線ですが、ゴンペルツ曲線は成長の初期がより緩やかで、後半の収束が滑らかに進む特徴があります。
Q: なぜバグ検出数の累積をS字型で表すのですか?
A: 初期はバグが少なく検出数が少ないが、テストが進むにつれて多くのバグが見つかり急増し、最終的にバグが減って収束する様子を直感的に表現できるためです。
A: 初期はバグが少なく検出数が少ないが、テストが進むにつれて多くのバグが見つかり急増し、最終的にバグが減って収束する様子を直感的に表現できるためです。
関連キーワード: ゴンペルツ曲線、ソフトウェア信頼度成長モデル、バグ収束、シグモイド曲線、テスト工程

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