応用情報技術者 2024年 春期 午前2 問63
問題文
SOAの説明はどれか。
選択肢
ア:会計、人事、製造、購買、在庫管理、販売などの企業の業務プロセスを一元管理することによって、業務の効率化や経営資源の全体最適を図る手法
イ:企業の業務プロセス、システム化要求などのニーズと、ソフトウェアパッケージの機能性がどれだけ適合し、どれだけ乖離しているかを分析する手法
ウ:業務プロセスの問題点を洗い出して、目標設定、実行、チェック、修正行動のマネジメントサイクルを適用し、継続的な改善を図る手法
エ:利用者の視点から業務システムの機能を幾つかの独立した部品に分けることによって、業務プロセスとの対応付けや他ソフトウェアとの連携を容易にする手法(正解)
SOAの説明はどれか【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:SOAは業務システムの機能を独立した部品(サービス)に分割し連携を容易にする手法です。
- 根拠:SOA(サービス指向アーキテクチャ)は、再利用可能なサービス単位でシステムを設計し、柔軟な連携を実現します。
- 差がつくポイント:単なる業務効率化や改善手法ではなく、「サービス単位での分割と連携」に着目することが重要です。
正解の理由
選択肢エは「利用者の視点から業務システムの機能を独立した部品に分ける」とあり、これはSOAの基本概念である「サービス単位の分割と連携」を正確に表現しています。SOAはシステムをサービスとして分割し、それらを組み合わせて業務プロセスを支援するため、他ソフトウェアとの連携も容易になります。
よくある誤解
SOAは単なる業務プロセスの効率化や改善手法ではなく、システム設計のアーキテクチャ手法である点を混同しやすいです。
解法ステップ
- SOAの正式名称「サービス指向アーキテクチャ」を思い出す。
- 「サービス」とは何か、どのようにシステムを構成するかを理解する。
- 選択肢の説明が「サービス単位の分割と連携」に合致しているか確認する。
- 他の選択肢が業務改善や管理手法に偏っていないかを見極める。
- 最もSOAの本質を表す選択肢を選ぶ。
選択肢別の誤答解説
- ア:企業の業務プロセスを一元管理する手法はERPの説明に近く、SOAとは異なります。
- イ:システム化要求とパッケージの適合分析はギャップ分析の説明であり、SOAではありません。
- ウ:PDCAサイクルを用いた業務改善手法であり、SOAのアーキテクチャ的特徴とは異なります。
- エ:SOAの本質であるサービス単位の分割と連携を正しく説明しています。
補足コラム
SOAはシステムを「サービス」という独立した機能単位に分割し、これらをネットワーク経由で連携させる設計思想です。これにより、システムの柔軟性や拡張性が向上し、異なるプラットフォーム間でも連携が可能になります。近年ではマイクロサービスアーキテクチャがSOAの考え方を発展させた形として注目されています。
FAQ
Q: SOAとマイクロサービスの違いは何ですか?
A: SOAはサービス単位でシステムを構築する大枠の考え方で、マイクロサービスはより小さく独立したサービス群を細かく管理する実装スタイルです。
A: SOAはサービス単位でシステムを構築する大枠の考え方で、マイクロサービスはより小さく独立したサービス群を細かく管理する実装スタイルです。
Q: SOAはどのようなメリットがありますか?
A: システムの再利用性向上、異なるシステム間の連携容易化、柔軟な拡張性が主なメリットです。
A: システムの再利用性向上、異なるシステム間の連携容易化、柔軟な拡張性が主なメリットです。
関連キーワード: SOA, サービス指向アーキテクチャ、システム設計、業務システム、サービス分割、連携

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