エンベデッドシステムスペシャリスト 2020年 午前2 問18
問題文
UML 2.0において、オブジェクト間の相互作用を時間の経過に注目して記述するものはどれか。
選択肢
ア:アクティビティ図
イ:コミュニケーション図
ウ:シーケンス図(正解)
エ:ユースケース図
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シーケンス図【午前2解説】
正解の理由
オブジェクト間でやり取りされるメッセージを、時間の経過に沿って表現する図はシーケンス図です。時間は通常、図の上から下へ進み、オブジェクト間のメッセージの順序を読み取れます。
したがって、該当する選択肢はウです。
解法ステップ
- 設問のキーワード「オブジェクト間の相互作用」に注目します。
- 「時間の経過に注目」という条件から、相互作用の順序を表す図を考えます。
- 時間軸に沿ってメッセージのやり取りを記述するシーケンス図を選びます。
選択肢別の誤答解説
-
ア:アクティビティ図
業務や処理の流れ、分岐、並行処理などを表します。オブジェクト間のメッセージの時間的な順序を表すことが主目的ではありません。 -
イ:コミュニケーション図
オブジェクト間のつながりや、メッセージのやり取りを表します。シーケンス図と同様に相互作用を記述しますが、時間の順序よりもオブジェクト間の構造に重点があります。 -
ウ:シーケンス図
オブジェクト間のメッセージのやり取りを、時間の経過に沿って表します。設問の条件に合致します。 -
エ:ユースケース図
利用者などのアクターとシステムが提供する機能(ユースケース)との関係を表します。メッセージの時間的な順序を表す図ではありません。
よくある誤解
-
コミュニケーション図とシーケンス図は、相互作用を扱う点で同じだから区別できない
どちらもオブジェクト間の相互作用を表します。時間の順序を読み取りやすく表すのがシーケンス図、オブジェクト間のつながりを把握しやすく表すのがコミュニケーション図です。 -
アクティビティ図も時間順に処理を表すので、シーケンス図と同じである
アクティビティ図は処理の流れを表す図です。オブジェクト間のメッセージ交換を時間軸に沿って表すものではありません。 -
シーケンス図の縦方向は、必ず実際の時間の長さを表す
縦方向は基本的にメッセージの発生順序を示します。図上の距離が実際の経過時間に比例するとは限りません。
補足コラム
シーケンス図では、オブジェクトごとに縦方向の線(ライフライン)を描き、オブジェクト間のメッセージを矢印で示します。矢印を上から下へ追うことで、処理の呼出しや応答の順序を把握できます。
FAQ
Q. シーケンス図の縦軸は何を表しますか?
A. 時間の経過を表します。一般に、上にあるメッセージほど先に発生し、下にあるほど後に発生します。
A. 時間の経過を表します。一般に、上にあるメッセージほど先に発生し、下にあるほど後に発生します。
Q. シーケンス図とコミュニケーション図は、どちらも相互作用を表すのですか?
A. はい。どちらもオブジェクト間の相互作用を表します。時間的な順序を重視する場合はシーケンス図、オブジェクト間の構造を重視する場合はコミュニケーション図が適しています。
A. はい。どちらもオブジェクト間の相互作用を表します。時間的な順序を重視する場合はシーケンス図、オブジェクト間の構造を重視する場合はコミュニケーション図が適しています。
関連キーワード: UML、シーケンス図、コミュニケーション図、ライフライン、メッセージ、相互作用

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