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基本情報技術者 2009年 春期 午前(科目A)36


問題文

1.5Mビット/秒の伝送路を用いて12Mバイトのデータを転送するために必要な伝送時間は何秒か。ここで、回線利用率を50%とする。

選択肢

16
32
64
128(正解)

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伝送時間の計算【午前解説】

正解の理由

正解は です。理由は次の通りです。データ量12Mバイトはビット単位に直す必要があるため です。回線速度は1.5Mビット/秒ですが回線利用率50%なので実効スループットは となります。したがって伝送時間は となり、選択肢の中ではエ(128秒)が一致します。

解法ステップ

  1. データ量をビットに変換する:.
  2. 回線の実効スループットを求める:.
  3. 伝送時間を算出する:.

選択肢別の誤答解説

  • ア: 16秒
    • 想定される誤り:12Mをそのまま「12Mビット」として計算した場合。12÷0.75=16となり、ビット⇄バイト変換(×8)を忘れた典型的ミスです。
  • イ: 32秒
    • 想定される誤り:利用率の適用を誤る(例えば利用率を0.25と誤用する、あるいは計算途中で誤った係数を使う)など、利用率の扱いに関するミスが原因で出やすい値です。計算過程を逆算すると単位混同と利用率の二重誤適用が考えられます。
  • ウ: 64秒
    • 想定される誤り:ビット/バイト変換は正しく行ったが回線利用率(50%)を無視した場合。96Mbit÷1.5Mbit/s=64秒となり、利用率を考慮しない典型ミスです。
  • エ: 128秒(正解)
    • 正しい変換と実効スループットの計算に基づく正答です。

よくある誤解

  • ビットとバイトを混同して「12MをそのままMビットと考える」誤り。これで出る答は16秒(誤)。
  • 回線利用率の扱いを逆にする、あるいは二重に誤適用してしまうミス。利用率はレートに掛けて実効スループットを求めます。
  • 「M」の単位(メガ)を二進接頭辞と混同してしまう混乱。通信では通常10^6単位で扱われる点に留意。

補足コラム

  • 基本式は「伝送時間(秒) = データ量(ビット) ÷ 実効スループット(ビット/秒)」です。回線利用率は実効スループットを求めるために回線速度に掛けます。
  • 単位の扱いを常に統一する習慣をつけましょう(ビットとバイト、M=10^6の扱い)。試験問題では通信速度は通常M(10^6)単位で表されます。
  • 速く解くコツ:MB→Mb換算で「×8」、利用率50%なら「速度を半分にする(時間は倍)」と覚えると試験で早いです(この問題だと64秒→2倍で128秒)。

FAQ

Q1: なぜバイトをビットに変換する必要があるのですか?
A1: 回線速度は通常ビット毎秒(bit/s)で表されるため、データ量も同じ単位に揃えないと計算できません。
Q2: 回線利用率が与えられたらどのように扱いますか?
A2: 回線利用率は「実際に有効に使える割合」です。回線速度に掛けて実効スループットを求め、その値で割ります(時間が長くなります)。
Q3: Mはメガとメビ(2^20)のどちらを使えば良いですか?
A3: 通信・伝送速度の問題では通常10^6(メガ)を用いることが多いです。問題文の指示がない場合、慣例どおり扱って問題ありません。

関連キーワード: 伝送時間、回線利用率、ビット・バイト変換、帯域幅、単位変換、計算問題、通信速度、効率算、演習問題
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