戦国IT - 情報処理技術者試験の過去問対策サイト
ブログお知らせお問い合わせ料金プラン

基本情報技術者 2009年 春期 午前(科目A)47


問題文

オブジェクト指向の基本概念の組合せとして、適切なものはどれか。

選択肢

仮想化、構造化、投影、クラス
具体化、構造化、連続、クラス
正規化、カプセル化、分割、クラス
抽象化、カプセル化、継承、クラス(正解)

🔒 解説は解答すると表示されます

オブジェクト指向の基本概念【午前解説】

正解の理由

正解は です。抽象化・カプセル化・継承・クラスはオブジェクト指向(OOP)の中心的概念です。
  • 抽象化: 対象の本質的な性質だけを抜き出してモデル化すること。設計で重要。
  • カプセル化: データとそれに関する操作(振る舞い)をひとまとまりにし、内部を隠す(情報隠蔽)。
  • 継承: 既存のクラス(親)から性質や振る舞いを引き継ぎ、拡張・再利用する仕組み。
  • クラス: オブジェクトを定義する設計図。属性(データ)とメソッド(振る舞い)を持つ。
    これらは教科書や試験で「オブジェクト指向の基本概念」として明示される語群と一致します。

解法ステップ

  1. 問題文から「オブジェクト指向の基本概念」を問う設問と把握する。
  2. OOPの代表的な語(抽象化、カプセル化、継承、ポリモーフィズム、クラス)を頭に浮かべる。
  3. 各選択肢を見て、OOPに直接関係しない語(正規化、構造化、仮想化、投影、連続、分割など)を排除する。
  4. 残った選択肢がOOPの基本語群と整合するかを確認し、最も完全に一致するものを選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 仮想化、構造化、投影、クラス
    • 誤り。クラスはOOPに関連しますが、仮想化(virtualization)や投影はOOPの基本概念ではありません。構造化は手続き型の設計概念です。
  • イ: 具体化、構造化、連続、クラス
    • 誤り。具体化は抽象化の逆の考え方であり、連続は数学的・一般語でOOPの基本語ではありません。構造化もOOP固有語ではないため不適切です。
  • ウ: 正規化、カプセル化、分割、クラス
    • 誤り。カプセル化とクラスは正しい要素ですが、正規化はデータベース設計、分割は一般的設計用語であり「基本概念の組合せ」として不十分です。
  • エ: 抽象化、カプセル化、継承、クラス → 正解(
    • 抽象化・カプセル化・継承・クラスは教科書で一緒に挙げられるOOPの代表的要素であり、設問の正答です。

よくある誤解

  • 「正規化=オブジェクト指向」と誤認する: 正規化は主に関係データベース設計の概念であり、OOPの基本概念ではありません。
  • 「構造化=オブジェクト指向の用語」と誤認する: 構造化設計は手続き型/モジュール化設計の考え方であり、OOP固有の基本語ではない点に注意。
  • 「具体化や分割なども基本概念」と思い込む: 具体化や分割は一般的な設計活動の語であり、OOPの“基本概念の四要素”ではないため選択肢照合で落とし穴になります。

補足コラム

  • ポリモーフィズム(多態性)もOOPの主要概念として頻出です。試験によっては「抽象化・カプセル化・継承・多態性」の組合せを基本四要素とする表現もあります。
  • 覚え方のコツ: 「クラス(設計)」「抽象化(本質)」「カプセル化(隠蔽)」「継承(再利用)」と役割を短いフレーズで紐づけて覚えると混同しにくくなります。
  • 用語の出所を意識する: 正規化はRDB設計、仮想化はインフラ技術、構造化は手続き型設計に多く使われます。語の“所属領域”を問う癖をつけると正答率が上がります。

FAQ

Q1: 抽象化と具体化の違いは何ですか?
A1: 抽象化は本質的な特徴だけを取り出して簡潔に表現すること、具体化は抽象的な定義から実際の実装や詳細を作ることです。設計フェーズでは抽象化が重要です。
Q2: カプセル化と情報隠蔽は同じ意味ですか?
A2: ほぼ同義で使われます。カプセル化はデータとメソッドを一つの単位にまとめることで、その結果として情報隠蔽(内部実装を隠す)が達成されます。
Q3: クラスとオブジェクトの違いは?
A3: クラスは設計図、オブジェクトはその設計から生成された実体(インスタンス)です。

関連キーワード: オブジェクト指向、抽象化、カプセル化、継承、クラス、ポリモーフィズム、多態性、UML
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国ITクイズ機能

\ せっかくなら /

基本情報技術者
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する

すぐに利用可能!

©︎2026 情報処理技術者試験対策アプリ

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について