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基本情報技術者 2011年 秋期 午前(科目A)09


問題文

主記憶のデータを図のように参照するアドレス指定方式はどれか。
基本情報技術者 2011年 秋期 午前(科目A) 問09の問題画像

選択肢

間接アドレス指定(正解)
指標アドレス指定
相対アドレス指定
直接アドレス指定

主記憶のデータを図のように参照するアドレス指定方式はどれか。【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論: 図は命令のアドレス部がまず主記憶の20番地を示し、その内容(25)を参照して更にそこからデータを取っているため間接アドレス指定が正しい。
  • 根拠: 命令のアドレス(20)が直接データを指さず、その指す番地の内容(25)を取り出して更に参照する二段階の矢印が示されている。
  • 差がつくポイント: アドレスが指す先が「アドレス(番地)」か「データ」かを見極め、矢印の連鎖が二段階なら間接と判定すること。

正解の理由

正解: 間接アドレス指定
図では命令のアドレス部に「20」とあり、その20番地の中身が「25」であることが示されています。さらにその「25」を使って下の番地(データ)を参照しているため、命令のアドレスが指す先の内容をもう一度アドレスとして使っている「間接(二段)参照」が行われています。これが間接アドレス指定の定義に一致します。

よくある誤解

  • 命令のアドレスフィールドに書かれた数値を即「データの番地」として解釈してしまうミス。図中でその番地の「中身」が別の番地なら間接である。
  • 指標(インデックス)や相対参照と混同すること。インデックスならレジスタとの加算、相対なら命令語の位置(PC)からのオフセットがヒントになる。
  • 矢印の向きや「番地表記」と「内容表示」を見落とし、参照の段階数を誤認すること。

解法ステップ

  1. 命令部のアドレス欄にある数値(ここでは20)を確認する。
  2. その数値が示す主記憶の位置(20番地)を図で追う。
  3. 20番地の「内容」が数値(ここでは25)であることを確認する。
  4. その25をさらに主記憶の番地として参照している矢印があるかどうかを確認する。
  5. 「命令→番地A→番地B→データ」のような二段参照なら間接アドレス指定と判断する。

選択肢別の誤答解説

  • 間接アドレス指定:正解。命令のアドレス部が示す場所の中身をさらに番地として用いる二段階参照の典型。
  • イ 指標アドレス指定:誤り。指標(インデックス)指定は命令のアドレスとレジスタの内容を加算して有効アドレスを作る方式で、図にレジスタや加算の表示はない。
  • ウ 相対アドレス指定:誤り。相対は通常命令語の位置(PC)にオフセットを加えて参照する方式で、図にPC基準のオフセットや「相対」を示す表現はない。
  • エ 直接アドレス指定:誤り。直接は命令のアドレス部がそのままデータ格納番地を指す方式だが、図ではアドレス部が指す先の中身がさらに別の番地になっているため不適合。

補足コラム

  • 各方式の短い定義
    • 直接アドレス指定: 命令のアドレス部がそのままデータの番地。
    • 間接アドレス指定: 命令のアドレス部が指す場所の内容を番地として使う(二段参照)。
    • 指標(インデックス)指定: アドレス部とインデックスレジスタの値を加算して有効アドレスを得る。
    • 相対指定: 命令の位置(PC)にオフセットを足して有効アドレスを得る。
  • 実例(擬似メモリ): 命令に
    ADDR=20
    、memory[20]=25、memory[25]=DATA の場合、間接参照で最終DATAを取得する。
  • 簡単なシミュレーション(Python)
memory = [None]*100
memory[20] = 25     # メモリ20番地の内容が25(番地)
memory[25] = 12345  # 実際のデータ
instr_addr = 20
effective_addr = memory[instr_addr]   # 間接参照で25になる
data = memory[effective_addr]         # data=12345
print(data)

FAQ

Q: 「命令のアドレスが二つ書かれている」ように見えたがどう判断する?
A: 片方はアドレス(番地)の表示、もう片方はその番地の「内容」です。内容が別の番地なら間接参照を疑います。
Q: インデックス指定は図でどう表される?
A: 通常は「アドレス部 + X(レジスタ)」のような注記や、レジスタと加算を示す記号があるはずです。
Q: 相対指定との見分け方は?
A: 相対は「命令の位置(PC)」との関係を示す注記(例: PC+offset)や、オフセットという語がヒントになります。矢印が命令から直接データへ向かうかで判断できます。

関連キーワード: アドレス指定, 間接アドレス指定, 直接アドレス指定, 相対アドレス指定, 指標アドレス指定, 主記憶, 命令形式
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