基本情報技術者 2011年 春期 午前(科目A) 問58
問題文
“システム管理基準”にいうシステムライフサイクルはどれか。
選択肢
ア:企画、開発、運用、保守(正解)
イ:計画、実行、点検、改善
ウ:構築、運用、評価、監査
エ:設計、開発、製造、試験
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システムライフサイクル【午前解説】
正解の理由
正解は ア の「企画、開発、運用、保守」です。
システムライフサイクルとは、システムの導入を決める企画段階から設計・開発(導入)を経て、稼働している間の運用、問題対応や機能追加を行う保守までを連続的に管理する枠組みを指します。システム管理基準はこのように「ライフサイクル(生涯)」として段階を列挙し、それぞれで必要な管理策を規定する点が特徴です。
システムライフサイクルとは、システムの導入を決める企画段階から設計・開発(導入)を経て、稼働している間の運用、問題対応や機能追加を行う保守までを連続的に管理する枠組みを指します。システム管理基準はこのように「ライフサイクル(生涯)」として段階を列挙し、それぞれで必要な管理策を規定する点が特徴です。
解法ステップ
- 問題文のキーワード「システムライフサイクル」と「システム管理基準」を確認する。
- ライフサイクルは「システムの全期間にわたる段階」を意味する点を押さえる。
- 各選択肢を「段階列挙/改善サイクル/評価・監査/製造工程」に分類して当てはめる。
- 「企画→開発→運用→保守」が継続的管理の流れに合致するため選択する。
選択肢別の誤答解説
- ア: 企画、開発、運用、保守 — 正解。企画から導入、稼働、維持管理まで一貫した段階を表す。
- イ: 計画、実行、点検、改善 — 誤り。PDCAサイクルであり、プロセス改善の手法であってライフサイクルの段階列挙ではない。
- ウ: 構築、運用、評価、監査 — 誤り。評価や監査はフェーズ横断的な検証活動であり、ライフサイクルの固有フェーズとは異なる。
- エ: 設計、開発、製造、試験 — 誤り。製造中心のプロダクト開発工程で、運用や保守といった稼働後の管理が含まれていない。
よくある誤解
- PDCAそのものをライフサイクルだと誤解する:PDCAは改善サイクルであって、ライフサイクルは「企画→導入→運用→保守」の段階列です。
- 「監査」や「評価」をライフサイクルのフェーズと混同する:監査・評価は各フェーズの活動や成果を検証するプロセスであり、フェーズ自体ではありません。
- 開発工程(設計・製造・試験)をそのままシステム全体のライフサイクルと考える:製造中心の列挙は製品開発寄りで、運用・保守が抜けがちです。
補足コラム
システムライフサイクルは組織の運用管理や情報セキュリティ対策の基礎になります。企画段階で要件・リスクを整理し、開発で設計に反映、運用で日常管理と監視を行い、保守で障害対応・改修・廃止管理を実施します。最近はクラウド・サービスの普及でライフサイクルの境界が曖昧になりがちですが、各段階での責任や管理項目を明確にすることが重要です。
FAQ
Q: PDCAはまったく関係ないですか?
A: PDCAは各ライフサイクル段階での継続的改善に使う手法であり、ライフサイクルそのものではありません。
A: PDCAは各ライフサイクル段階での継続的改善に使う手法であり、ライフサイクルそのものではありません。
Q: 「保守」と「運用」の違いは何ですか?
A: 運用は日常の稼働管理(監視、バックアップ、運用手順)で、保守は障害対応や機能追加、長期的な改修など稼働後の維持改善を指します。
A: 運用は日常の稼働管理(監視、バックアップ、運用手順)で、保守は障害対応や機能追加、長期的な改修など稼働後の維持改善を指します。
Q: 監査や評価はどの段階で行いますか?
A: 監査・評価は定期的または必要時に各フェーズや横断的に実施し、コンプライアンスや品質の検証に使います。
A: 監査・評価は定期的または必要時に各フェーズや横断的に実施し、コンプライアンスや品質の検証に使います。
関連キーワード: システムライフサイクル、企画開発、運用保守、PDCA、監査、評価、保守運用、ライフサイクル管理、セキュリティ管理、構築プロセス

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