戦国IT - 情報処理技術者試験の過去問対策サイト
ブログお知らせお問い合わせ料金プラン

基本情報技術者 2012年 春期 午前(科目A)74


問題文

パレート図を説明したものはどれか。

選択肢

原因と結果の関連を魚の骨のような形態に整理して体系的にまとめ、結果に対してどのような原因が関連しているかを明確にする。
時系列的に発生するデータのばらつきを折れ線グラフで表し、管理限界線を利用して客観的に管理する。
収集したデータを幾つかの区間に分類し、各区間に属するデータの個数を棒グラフとして描き、品質のばらつきを捉える。
データを幾つかの項目に分類し、出現頻度の大きさの順に棒グラフとして並べ、累積和を折れ線グラフで描き、問題点を絞り込む。(正解)

🔒 解説は解答すると表示されます

パレート図【午前解説】

正解の理由

正解は です。
パレート図は以下の特徴を満たします:項目別の出現頻度を棒グラフで示し、頻度の大きい順に並べることで重要な項目を左側に寄せ、累積和(または累積比率)を折れ線で重ねて全体に対する寄与を示します。選択肢エは「項目に分類」「出現頻度の大きさの順に並べる」「棒グラフ」「累積和の折れ線」「問題点の絞り込み」というパレート図の定義要素をすべて含んでいるため正答です。

解法ステップ

  1. 問題文のキーワード確認:「出現頻度」「並べる順序」「累積和」「折れ線」「棒グラフ」を探す。
  2. 各選択肢が表す図の特徴を対応付ける:魚の骨=特性要因図、管理限界=管理図、区間分類=ヒストグラムなど。
  3. 「頻度の降順で並べる」かどうか、「累積比率(累積和)の折れ線がある」かを基準に正答を選ぶ。
  4. 試験では語句のセット(棒+累積折れ線+降順)が揃った選択肢を正解と判断する。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 原因と結果の関連を魚の骨のような形態で整理する説明は「特性要因図(Ishikawa図)」の定義であり、パレート図ではありません。
  • イ: 時系列データのばらつきを折れ線で表し管理限界線を使う説明は「管理図(統計的工程管理)」の説明です。パレート図は時系列ではなくカテゴリ別頻度に着目します。
  • ウ: データを区間に分類して各区間の個数を棒グラフで示すのは「ヒストグラム(相対度数分布図)」で、連続データの分布把握が目的です。累積和の折れ線や降順並べ替えは含みません。
  • エ: データを項目別に分類し出現頻度の大きさで並べて棒グラフ、さらに累積和を折れ線で描く点を説明しており、まさにパレート図の定義に合致します。よって正解は

よくある誤解

  • 「魚の骨(特性要因図)と同じ」と混同しやすい:魚の骨は原因を体系的に整理する図で、頻度の大小や累積比率を示しません。
  • 「ヒストグラムと同じ」と誤認する:ヒストグラムは連続データの分布を示しますが、パレート図はカテゴリ別頻度を降順で並べ累積和を付加します。
  • 「管理図(時系列の管理限界)と混同」:管理図は時間軸で変動を管理するもので、並べ替えや累積比率の概念はありません。

補足コラム

パレート図はQC七つ道具の一つとして品質管理で広く使われます。作成手順は簡単です:データ収集→カテゴリ化→各カテゴリの頻度集計→頻度で降順にソート→左縦軸に頻度の棒グラフ、右縦軸に累積比率(0〜100%)を表示して折れ線を引く、という流れです。80/20の法則(少数の原因が大部分の問題を生む)を確認するのにも有効です。

FAQ

Q1: ヒストグラムとパレート図はどう見分けますか?
A1: ヒストグラムは数値データを区間ごとに集計し分布を示します。パレート図はカテゴリ別頻度を降順で並べ、累積比率の折れ線を重ねます。
Q2: 累積和と累積比率、どちらを使いますか?
A2: 累積和(件数)でも良いですが、横軸の理解を容易にするため累積比率(%)を右縦軸に使うのが一般的です。
Q3: パレート図は欠陥以外にも使えますか?
A3: はい。顧客クレームの種類、コスト要因、在庫消費品の発生頻度など、頻度で優先度をつけたいカテゴリデータ全般に使えます。
Q4: 同率の頻度が複数ある場合はどう扱う?
A4: 同率の場合は任意の順序でも構いませんが、可視化の目的上重要度や影響度で並べ替えることでより意味のある図になります。

関連キーワード: パレート図、累積和、累積比率、80/20の法則、特性要因図、ヒストグラム、管理図、QC七つ道具
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国ITクイズ機能

\ せっかくなら /

基本情報技術者
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する

すぐに利用可能!

©︎2026 情報処理技術者試験対策アプリ

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について