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基本情報技術者 2015年 秋期 午前(科目A)09


問題文

50MIPSのプロセッサの平均命令実行時間は幾らか。

選択肢

20ナノ秒(正解)
50ナノ秒
2マイクロ秒
5マイクロ秒

50MIPSのプロセッサの平均命令実行時間は幾らか。 【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:50MIPSの平均命令実行時間は20ナノ秒である。50MIPSは1秒間に5,000万命令を処理するという意味であるため、逆数で時間が求まります。
  • 根拠:命令実行時間は命令数の逆数で計算でき、秒=秒=20ナノ秒と単位変換します。
  • 差がつくポイント:MIPSを「百万命令/秒」と正確に理解し、秒→ナノ秒やマイクロ秒の桁(10^−9, 10^−6)を確実に扱うことが重要です。

正解の理由

正解は ア: 20ナノ秒 です。
計算手順は単純で、MIPSは「百万命令(10^6命令)/秒」を表します。50MIPSは1秒間に50×10^6命令実行するので、1命令あたりの平均時間はその逆数になります。つまり したがってア(20ナノ秒)が正しい選択です。

よくある誤解

  • 「MIPSとMHzを混同する」:MHzはクロック周波数、MIPSは命令実行速度(命令数/秒)であり同一ではありません。
  • 「単位の桁を誤る」:ナノ秒、マイクロ秒、ミリ秒の換算(10^−9、10^−6、10^−3)を間違えて、答えが1000倍ずれるミスが多いです。
  • 「MIPSを1命令当たりのサイクル数やIPCと混同する」:MIPSは命令/秒の指標で、CPIやクロックと組み合わせて扱う必要があります。

解法ステップ

  1. MIPSの定義を確認:1 MIPS = 10^6 命令/秒。
  2. 与えられた値を命令/秒に変換:50 MIPS = 命令/秒。
  3. 1命令あたりの時間を逆数で計算: 秒。
  4. 秒をナノ秒に変換: より
  5. 選択肢と照合して該当する答えを選ぶ(アが一致)。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 20ナノ秒 — 正解。上記の通り 秒 = 20 ns です。
  • イ: 50ナノ秒 — 誤り。50ナノ秒は 秒に相当し、20MIPSのプロセッサの1命令時間に対応します。MIPSと逆数関係を誤った結果です。
  • ウ: 2マイクロ秒 — 誤り。2μsは s = 秒に相当し、0.5MIPS(50万命令/秒)に対応します。桁が大きすぎます。
  • エ: 5マイクロ秒 — 誤り。5μsは s = 秒に相当し、0.2MIPS(20万命令/秒)に対応します。桁の見落としによる典型的な誤答です。

補足コラム

  • 実務や比較ではMIPSは単独の性能指標としては限界があり、命令セットやCPI(cycles per instruction)、クロック周波数と組み合わせて評価すべきです。
  • 関係式:命令実行時間(1命令当たり)=、MIPS(百万命令/秒)=。例えばクロック2GHzでCPI=1なら1命令=0.5nsで2000MIPSになります。
  • 出題でよく狙われるのは「単位変換ミス」です。設問で与えられるMIPSの数値をそのまま逆数して適切な単位に直す訓練をしておきましょう。

FAQ

Q1: MIPSが高ければ常に速いプロセッサですか?
A1: いいえ。命令セットやCPI、メモリ性能によって実際の性能は変わるため、MIPSだけで評価するのは不十分です。
Q2: 50MIPSを秒単位で表すと?
A2: 50MIPS = 命令/秒。1命令当たりの時間は 秒 = 20ns です。
Q3: ナノ秒とマイクロ秒の見分け方のコツは?
A3: ナノ秒は10^−9秒、マイクロ秒は10^−6秒。ナノ秒はマイクロ秒の1/1000なので、数値を1000倍/1/1000する意識で換算すると誤りを減らせます。

関連キーワード: MIPS、命令実行時間、ナノ秒、単位変換、CPI、クロック周波数、プロセッサ性能、桁管理、計算問題、試験対策
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