基本情報技術者 2015年 春期 午前(科目A) 問67
問題文
SWOT分析を用いて識別した、自社製品に関する外部要因はどれか。
選択肢
ア:営業力における強み
イ:機能面における強み
ウ:新規参入による脅威(正解)
エ:品質における弱み
🔒 解説は解答すると表示されます
SWOT分析の外部要因【午前解説】
正解の理由
正解は ウ です。新規参入による脅威は競合の増加や市場シェアの減少など、企業の外側で発生する要因であり、SWOTの「Threat(脅威)」に該当します。SWOTの基本定義に従えば、Strength(強み)とWeakness(弱み)は企業内部に由来する要素であり、営業力・製品機能・品質は内部要因として扱われるため、これらは外部要因の選択肢にはなりません。
解法ステップ
- 設問のキーワード確認:「外部要因」と明示されているかを確認する。
- 各選択肢を内部/外部で分類する:営業力・機能・品質→内部、参入・規制・景気→外部。
- 外部に分類された選択肢から、プラス要因はOpportunity、マイナス要因はThreatに分類する。
- 問題の表現(脅威・チャンス)・文脈に合致するものを選ぶ。
選択肢別の誤答解説
- ア: 営業力における強み
- 説明:営業力は自社の人的資源や組織的な能力であり、内部要因の「Strength」に該当します。問題は外部要因を問うため不正解です。
- イ: 機能面における強み
- 説明:製品の機能性は設計や技術の結果であり内部要因です。外部要因を問う設問には合いません。
- ウ: 新規参入による脅威
- 説明:新規参入は市場外部からの競争圧力であり「Threat(脅威)」に該当するため正解です。
- エ: 品質における弱み
- 説明:品質問題は自社のプロセスや管理の問題で内部要因の「Weakness」です。外部要因ではないため不正解です。
よくある誤解
- 「機能や品質は市場に影響されるから外部要因だ」と考える誤解:機能や品質は自社で管理・改善できる内部要因です。
- 「新規参入=チャンス」と早合点する誤解:新規参入は一般に競争を激化させる脅威だが、提携や共同開発の機会になる場合もある点を混同しないこと。
- 問題文の「自社製品に関する外部要因」を見落として内部要因を誤って選ぶこと。
補足コラム
SWOT分析を正確に使うコツは「内部か外部か」をまず区別することです。内部要因(S/W)は組織が改善・強化できる項目、外部要因(O/T)は市場・競合・法規制など外的環境に由来します。試験では設問文の「自社」「外部」「市場」「競合」などのキーワードを見逃さないことが得点につながります。類似の分析手法としてPEST分析(政治・経済・社会・技術)も外部環境把握に有用で、SWOTのO/T抽出に役立ちます。
FAQ
Q1: 「新規参入」は常に脅威ですか?
A1: 多くの場合は競争激化という観点から脅威ですが、提携や買収で機会に変わることもあり得ます。設問文の文脈で判断します。
A1: 多くの場合は競争激化という観点から脅威ですが、提携や買収で機会に変わることもあり得ます。設問文の文脈で判断します。
Q2: 「自社改善で対応できる要素は必ず内部要因ですか?」
A2: 原則としてはい。改善可能な要素(品質・技術・営業など)は内部要因に分類します。ただし外部条件が影響する場合は分解して考えます。
A2: 原則としてはい。改善可能な要素(品質・技術・営業など)は内部要因に分類します。ただし外部条件が影響する場合は分解して考えます。
Q3: SWOTの覚え方は?
A3: S/W=内部(強み・弱み)、O/T=外部(機会・脅威)と覚え、まず内部/外部で分ける癖をつけると速く解けます。
A3: S/W=内部(強み・弱み)、O/T=外部(機会・脅威)と覚え、まず内部/外部で分ける癖をつけると速く解けます。
関連キーワード: SWOT、外部要因、内部要因、脅威、機会、競合分析、PEST分析、製品戦略、マーケットリサーチ

\ せっかくなら /
基本情報技術者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!

