基本情報技術者 2016年 秋期 午前(科目A) 問04
問題文
32ビットで表現できるビットパターンの個数は、24ビットで表現できる個数の何倍か。
選択肢
ア:8
イ:16
ウ:128
エ:256(正解)
32ビットで表現できるビットパターンの個数は、24ビットで表現できる個数の何倍か。【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:32ビットの全ビットパターン数は24ビットの表現数の256倍で、選択肢はエが正解です(対)。
- 根拠:ビット数が増えるごとに表現数は2倍になるため比はと指数法則で簡潔に導けます。
- 差がつくポイント:指数法則を瞬時に使えるか、ビットとバイト(8ビット=1バイト)の換算を理解しているかが速解の鍵です。
正解の理由
ビット数nのときの表現可能なビットパターン数はです。したがって32ビットと24ビットの比は
となり、選択肢のうち正しいのはエ(256)です。
よくある誤解
- 「差が8だから答えは8(ア)」とする誤り:ビットの差(32−24=8)とそのまま数値8を答えるのは混同で、正しくはを取る必要があります。
- 「ビット数の比そのままを使う」ミス:32/24のように割り算して小数や近似を答える受験者がいますが、ビットパターン数は指数関係で扱います。
- 「バイト比=パターン比」と勘違い:32ビットは4バイト、24ビットは3バイトですが、バイト数比(4/3)はパターン数比(256)とは別物です。
解法ステップ
- ビット数nに対する表現数はであることを確認する。
- 比を取る:と書く。
- 指数法則を使う:と簡約する。
- を計算し、選択肢と照合してエを選ぶ。
選択肢別の誤答解説
- ア: 8 — ビット数の差(32−24=8)をそのまま答えた誤り。正しくはを取る。
- イ: 16 — に相当する数で、誤って差を4と見なした、または半分の指数を取る計算ミスの結果。
- ウ: 128 — に相当。指数の計算で1を取り違える(8→7)などのケアレスミスで起こりやすい。
- エ: エ 256 — 正解。に一致します。
補足コラム
- 実数値で見ると、、です。比はとなり、具体的な大きさの実感も得られます。
- 24ビットはよく24ビットカラー(RGB各8ビット)として使われ、32ビットはパディングやアルファ含めた色深度や一般的な32ビットアドレス空間で登場します。用途に応じてビット長の意味を押さえておくと混乱が減ります。
- 指数法則()の理解は、ほかの問題(例えばメモリ容量やアドレス空間の比較)でも頻出です。
FAQ
Q1. なぜビット1つで表現数が2倍になるのですか?
A1. ビットは0か1の2通りの値をとるため、ビットが1増えれば各既存パターンに対して0/1の2通りが加わり総数が2倍になります。
A1. ビットは0か1の2通りの値をとるため、ビットが1増えれば各既存パターンに対して0/1の2通りが加わり総数が2倍になります。
Q2. 符号付き整数だと表現数は変わりますか?
A2. 表現できるビットパターンの総数自体は符号付き・符号無しで同じです。符号付きではその中で表現される値の割り当てが変わるだけです。
A2. 表現できるビットパターンの総数自体は符号付き・符号無しで同じです。符号付きではその中で表現される値の割り当てが変わるだけです。
Q3. バイト換算するとどうなりますか?
A3. 32ビット=4バイト、24ビット=3バイトですが、バイト数の比(4/3)とビットパターン数の比(256)は別概念です。パターン数はビット数に対する指数関数です。
A3. 32ビット=4バイト、24ビット=3バイトですが、バイト数の比(4/3)とビットパターン数の比(256)は別概念です。パターン数はビット数に対する指数関数です。
関連キーワード: ビット、ビットパターン、2の冪乗、指数法則、バイト換算、アドレス空間、色深度、桁数換算

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