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基本情報技術者 2016年 秋期 午前(科目A)25


問題文

音声のサンプリングを1秒間に11,000回行い、サンプリングした値をそれぞれ8ビットのデータとして記録する。このとき、512×106バイトの容量をもつフラッシュメモリに記録できる音声の長さは、最大何分か。

選択肢

77
96
775(正解)
969

##: 音声を1秒間に11,000回サンプリングし8ビットで記録したとき、512×10^6バイトのフラッシュに入る最大分数は何分か。【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論: 記録できる最大は775分です。根拠: バイト単位のデータレートが11,000バイト/秒で、容量を秒→分に換算すると約775.76分になります。差がつくポイントは秒→分の変換と切り捨ての扱いです。
  • 結論→根拠→差がつくポイント: 1サンプルが8ビット=1バイトなので1秒あたり11,000バイト、容量÷バイト/秒で秒数算出後60で割る点が肝。桁の扱いに注意。
  • 結論→根拠→差がつくポイント: 小数点以下は「最大何分か」を問われれば完全に収まる分数(切り捨て)を答えるのが実戦的解法です。

正解の理由

正解は (775分)です。理由は単純です。サンプリングは1秒間に11,000回、1サンプルは8ビット=1バイトなのでデータ量は1秒あたり11,000バイト。フラッシュ容量を秒数に直して分に換算すると約775.76分となり、問題の「最大何分か」は満たせる整数分(775分)が正解になります。

よくある誤解

  • ビットとバイトを取り違えるミス:8ビットを8バイトと誤認すると8倍の誤差が出ます。
  • 単位の桁(10^6 と 2^20)の混同:512×10^6バイト(問題設定)と512MiB(512×2^20バイト)は異なります。問題文の表記をよく確認してください。
  • 小数処理の誤り:求めた時間を四捨五入してしまい、問題意図(最大で何分か)とずれることがあります。

解法ステップ

  1. 1サンプル = 8ビット = 1バイト。したがって1秒あたりのデータ量は バイト/s。
  2. 総容量は バイト。これを秒数に換算:
  3. 秒数を分に換算:
  4. 問題が「最大何分か」と問うため、完全に収まる分数は小数点以下を切り捨てて775分が答え。
(参考:計算をPythonで確認する例)
capacity = 512 * 10**6
bytes_per_sec = 11000
minutes = capacity / bytes_per_sec / 60
minutes  # 約775.7576

選択肢別の誤答解説

  • ア: 77分 — 約1桁小さい値。容量やサンプリング回数を10倍間違えるなどの桁落ちミスが想定されます。
  • イ: 96分 — 実際の値の約1/8。これは8を掛けたり割ったりする際にビット/バイトの扱いを誤った典型です。
  • ウ: 775分 — 正解。前述の計算で導出され、問題文の条件を満たします。
  • エ: 969分 — 実際の値より大きい。容量を ビットと誤解して計算した、または60で割る処理を誤った可能性があります。

補足コラム

  • 問題文で「512×10^6バイト」と与えられている場合、これは10進表記です。実務ではストレージ容量を表すときにMiB(2^20)とMB(10^6)を混同しやすいので注意が必要です。
  • CD品質(44.1kHz、16ビット、ステレオ)と比べると本問は低サンプリングかつ低ビット深度のためデータ量は小さいです。実務ではモノラルかステレオか、圧縮の有無で必要容量が大きく変わります。

FAQ

Q1: 小数点以下を切り捨てる根拠は何ですか?
A1: 「最大何分か」という問いは完全に格納できる分数を求めるため、小数点以下(部分的にしか収まらない分)は除外して整数分で表します。
Q2: 容量が「512×106バイト」と誤記されていますがどう扱う?
A2: 文脈上は「512×10^6バイト」と解釈します。試験文で不明瞭なら慣例的に10進表記とみなすことが多いです。
Q3: ビットとバイトの混同を防ぐコツは?
A3: 「bits」「bytes」「B」「b」の表記に注意し、1バイト=8ビットを常に意識して単位変換を行ってください。

関連キーワード: サンプリング周波数、ビット深度、データレート、フラッシュメモリ、単位換算
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