戦国IT - 情報処理技術者試験の過去問対策サイト
ブログお知らせお問い合わせ料金プラン

基本情報技術者 2016年 春期 午前(科目A)71


問題文

ディジタルディバイドを説明したものはどれか。

選択肢

PCや通信などを利用する能力や機会の違いによって、経済的又は社会的な格差が生じること(正解)
インターネットなどを活用することによって、住民が直接、政府や自治体の政策に参画できること
国民の誰もが、地域の格差なく、妥当な料金で平等に利用できる通信及び放送サービスのこと
市民生活のイベント又は企業活動の分野ごとに、全てのサービスを1か所で提供すること

🔒 解説は解答すると表示されます

ディジタルディバイド【午前解説】

正解の理由

正解:
選択肢は「PCや通信などを利用する能力や機会の違いによって、経済的又は社会的な格差が生じること」と明示しており、ディジタルディバイドの本質(利用能力・機会の差が社会経済的格差を招くこと)を正確に表現しています。国際機関や学術文献における定義と整合しており、最も適切な説明です。

解法ステップ

  1. 問題文のキーワード(例:"能力" "機会" "格差")を確認し、定義に関係する語を探す。
  2. 各選択肢で「格差を生むかどうか」「接続・提供方式か」を判定して消去法を使う。
  3. 「能力・機会・格差」を明確に述べている選択肢を最優先で選ぶ。
  4. 残った選択肢が複数なら、用語の専門的意味(ユニバーサルサービス、電子参加等)でさらに絞る。

選択肢別の誤答解説

  • (正解):PCや通信の利用能力・機会の差が経済的・社会的格差を生むとし、ディジタルディバイドの定義に合致します。
  • イ:住民がインターネットを使って政策に参画することを示し、電子参加(e-participation)や電子民主主義の説明であり、ディジタルディバイドそのものではありません。
  • ウ:通信及び放送サービスを誰もが妥当な料金で平等に利用できる状態を指し、ユニバーサルサービス(普遍的サービス)の概念で、ディジタルディバイドとは別です。
  • エ:市民生活や企業活動のサービスを1か所で提供するワンストップサービスの説明であり、提供形態の話でディジタルディバイドを定義していません。

よくある誤解

  • 「ディジタルディバイド=単にインターネットに接続できないこと」と考える誤解。接続だけでなく利用スキルや機会の不均衡も含みます。
  • 「普遍的な通信サービス(料金や地域で平等に使えること)と同じ」と混同しやすい点。普遍的サービスは別概念(ユニバーサルサービス)です。
  • 「行政や企業のワンストップ化=ディジタルディバイド解消」と誤認。ワンストップは提供方式であり、利用格差の原因とは別次元です。

補足コラム

ディジタルディバイドは単に「ネットにつながるかどうか」の問題を超えて、次のような階層で捉えると理解しやすいです。
  • アクセス格差:インフラや端末の有無(地域差、世帯差)
  • スキル格差:情報検索・評価・活用の能力(デジタルリテラシー)
  • 利用格差:教育・就労・行政サービス利用における機会差
    対策としては、インフラ整備、端末支援、教育(リテラシー向上)、ユーザーに優しいサービス設計の4本柱が有効です。

FAQ

Q1: ディジタルディバイドと情報格差は同じですか?
A1: 概念的にはほぼ同義で使われますが、ディジタルディバイドは特にデジタル技術の利用差に焦点を当てた表現です。
Q2: インターネット普及率が高ければディジタルディバイドは解消しますか?
A2: いいえ。接続率が高くてもスキルや利用機会の差が残ればディジタルディバイドは解消されません。
Q3: 覚え方のコツはありますか?
A3: 「接続だけでなく“能力と機会”の差が格差を生む」と覚えると、選択肢の判別が速くなります。
Q4: 企業や自治体でできる具体策は?
A4: 端末・接続支援、デジタル教育プログラム、サービスのアクセシビリティ改善、地域支援拠点の設置などが効果的です。

関連キーワード: ディジタルディバイド、情報格差、ICT格差、アクセス格差、デジタルリテラシー、ユニバーサルサービス、電子参加、ワンストップサービス
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国ITクイズ機能

\ せっかくなら /

基本情報技術者
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する

すぐに利用可能!

©︎2026 情報処理技術者試験対策アプリ

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について